報道発表資料　大阪市国民健康保険等システムの不具合による「こども医療証」の即日交付不能について

　大阪市では、大阪市国民健康保険等システムの不具合により、令和5年7月28日（金曜日）から特定の条件において、「こども医療証」の発行ができず、即日交付ができない状態となりました。
　来庁者の方々に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申しあげますとともに、適切な対応に努めてまいります。

令和5年7月28日（金曜日）9時頃から

　令和5年7月31日（月曜日）11時頃に、区役所職員からシステムヘルプデスクへ「こども医療の資格取得（「こども医療証」の発行）ができない」との問い合わせがありました。システムヘルプデスクから連絡を受けた、担当職員は直ちに、システムの保守管理を行う事業者に対して原因調査を指示しました。
　同日16時頃にあった、事業者から担当職員への調査結果報告によると、令和5年7月27日（木曜日）の夜間にリリースした、入院時食事代助成にかかるシステム改修プログラムの誤りにより、市外転入された方や出生の届け出を行った方のうち、住民基本台帳システムから国民健康保険等システムへ情報連携がなされていない方が、区役所窓口で「こども医療証」を申請した場合に、国民健康保険等システムの端末から「こども医療証」の即日発行が行えないことが判明しました。なお、夜間の情報連携後には、発行が可能となりますので、市外転入及び出生届を行った翌日以降は、窓口での交付が行えます。

　 入院時食事代助成にかかるシステム改修（入院時食事代助成の資格有無判定に疑義がある場合、注意喚起メッセージを表示する）を実施した際に、「こども医療証」の発行条件に「必ず住民基本台帳等事務システムや国民健康保険等システムの情報を取得する」が加わったためエラーが発生し、「こども医療証」の発行ができなくなっています。

　当面の間、郵送等による交付を行います。令和5年8月14日（月曜日）から即日発行が行えるようシステム改修を行います。

 　こども青少年局として今回の事態を厳粛に受け止め、システム事業者との綿密な情報連携はもとより、確実なシステム改修に努め、検証テストの徹底を図り、市民の皆様の信頼回復に全力で取り組んでまいります。