報道発表資料 大阪市立小学校におけるアンケート結果用紙の誤廃棄について
2023年8月18日
ページ番号:606491
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(06-6208-9032)
令和5年8月18日 14時発表
大阪市立小学校の職員が、令和5年8月17日(木曜日)、児童の保護者から回収したアンケート結果用紙28名分を誤って廃棄していたことが判明しました。
このたびの事案が発生しましたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。
1 事案の経過
令和5年8月17日(木曜日)、ある大阪市立小学校の教頭と担当職員(以下、「職員A」という。)が、1年生の保護者28名から回収した「生徒や保護者を対象とした授業に関するアンケート」の結果用紙(以下、「授業アンケート結果用紙」という。)を、職員室のコピー機でデータとして取り込む際に、先に2名分の授業アンケート結果用紙のデータを取り込んだ後、データがパソコンに取り込まれているかを確認するため、授業アンケート結果用紙すべてをコピー機の上に置いたまま教頭の机に戻りました。
教頭と職員Aがパソコンにデータが取り込まれていることを確認し、コピー機に戻り、取り込み作業を再開しようとしたところ、授業アンケート結果用紙が見当たりませんでした。周辺を捜索し、シュレッダー機内に授業アンケート結果用紙の廃棄くずを発見したことから、コピー機の隣で不要な文書の廃棄作業をしていた別の担当職員に確認したところ、授業アンケート結果用紙すべてを不要な文書であると誤認し、シュレッダーにかけて廃棄したことが判明しました。
2 授業アンケート結果用紙に含まれる個人情報
3 判明後の対応
令和5年8月17日(木曜日)及び18日(金曜日)に、当該学級保護者全員に経緯説明および謝罪を行い、データを取り込んでいなかった26名の保護者に再度アンケートへの回答を依頼しました。
4 原因
個人情報を含む文書を扱う作業を中断する際、文書を適切な場所に保管すべきところを怠ったこと、また、文書の廃棄作業をする際、廃棄すべき文書か複数人で再度確認したうえで廃棄すべきところを怠ったことが原因です。
5 再発防止策
当該校に対しましては、個人情報管理及び文書の廃棄に関する校内規定を改めて全教職員に周知し、教職員が個人情報を含む文書を取り扱う際、一時的に作業を中断する場合も適切な保管をすること、さらに文書を廃棄する際には必ず複数人で再度文書の内容を確認することを、周知徹底するよう指示してまいります。
また、各学校に対しても、個人情報の取扱いについて注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。