報道発表資料　大阪市立小学校における個人情報を含む画像の漏えいについて

　大阪市立小学校において、令和5年10月5日（木曜日）、校長が自身のSNS上に児童や保護者らの個人情報を含む画像を本人の承諾を得ることなく投稿し、当該画像を不特定多数の方が閲覧できる状態になっていたことが判明いたしました。

　令和5年10月4日（水曜日）、ある方から、大阪市立小学校の校長が個人で作成したアカウントのSNS上に児童が写った画像を投稿している旨の情報提供が教育委員会事務局にありました。

　令和5年10月5日（木曜日）、当該校長に確認したところ、校長個人のSNS上に、当該小学校ホームページ掲載用に撮影された運動会での児童らの画像及び当該校長が撮影した保護者らの画像を令和5年10月1日（日曜日）に投稿したことを認め、当該画像に含まれていた個人情報を不特定多数の人が閲覧できる状態になっていることが判明しました。

児童18人と保護者13人の個人が特定できる画像

　令和5年10月5日（木曜日）、当該校長に直ちに当該の投稿記事の削除を指示し、当該校長は同日に削除をいたしました。令和5年10月6日（金曜日）、当該小学校の児童と保護者の方へ、校長名で個人情報の取扱いについてお詫びする手紙を配付する予定です。

　当該校長が、個人情報を含む画像の取扱い及びSNSを利用するにあたっての理解が不十分であったことが原因です。

　教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導するとともに、SNSの利用にかかる注意喚起を行っていたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

　当該校に対しましては、再発防止策として、適切な個人情報の取扱いを徹底すること、及び個人のSNS上に個人情報を投稿することがないよう、管理の徹底を指導してまいります。

　各校に対して、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。