報道発表資料　大阪市立小学校における個人情報を含む文書の紛失について

　大阪市立小学校において、令和5年10月5日（木曜日）に、ある教員が4年生3クラス分の名簿を紛失していたことが判明しました。
　このたびの事案が発生したことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

　令和5年10月5日（木曜日）、ある大阪市立小学校において、4年生児童の校外学習を実施しました。引率していた教員（以下「担当教員」という。）は、校外学習の行程表及び名簿を所持し、校外学習先から帰校途中の14時10分頃、最寄り駅（以下「A駅」という。）に到着した際に所持していることを確認していましたが、A駅でのトイレ休憩後の14時15分頃、ホームで行程表及び名簿を紛失していることに気づいたため、すぐに周辺を探しましたが見つかりませんでした。
　帰校後の16時50分頃、学校長へ報告し、学校長はA駅へ紛失物の確認の連絡をするとともに、A駅から校外学習で訪れた公園までの経路を捜索しましたが、発見することができませんでした。

4年生児童の学年・学級・児童名（姓のみ）80名分

　令和5年10月6日（金曜日）夕方から、名簿に記載されていた児童の保護者に対して、家庭訪問により、経過説明と謝罪を行う予定です。

　担当教員が個人情報を含む文書の取扱いについて認識が不足をしていたこと、また、校外での教育活動における個人情報の持出しにかかる注意喚起が徹底できていなかったことが原因です。

　教育委員会といたしましては、これまでも各学校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

　当該校に対しましては、個人情報の管理に関する校内規定を点検し、再発防止策として、個人情報を含む文書の取扱いや保管などの管理の徹底を指導してまいります。

　また、各学校に対しても、個人情報の取扱いや管理についての徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。