報道発表資料 大阪市立小中一貫校での給食への虫の混入について
2023年11月2日
ページ番号:611543
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 保健体育担当(06-6208-9143)
令和5年11月2日 14時発表
令和5年10月27日(金曜日)13時頃、大阪市立小中一貫校において提供された給食の「中華スープ」の中に1ミリメートル程度の大きさの虫が複数混入していることが判明しました。
この度の事案が発生したことにつきまして、児童生徒ならびに保護者の皆様には、大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。
1 発生日時
令和5年10月27日(金曜日)13時頃
2 発生場所
大阪市立小中一貫校内
3 概要と事実経過
令和5年10月27日(金曜日)12時55分から13時頃、7年2組の生徒らが給食を喫食していたところ、生徒の1人から学級担任に「中華スープの中に1ミリメートル程度の虫が混入している」との報告がありました。そのため、他の学級においても同様に虫が混入していないか確認したところ、7年1組でも中華スープに虫が混入していることが判明しました。
すぐに学校長の判断により、13時5分頃、副校長が校内放送にて中華スープの喫食を中止するよう呼びかけましたが、ほとんどの児童生徒が喫食を終えていました。
その後、給食調理員が返却された中華スープ用の食缶の中身を確認したところ、小学校3学級の食缶においても同様に虫が混入していたことが判明しました。
各学級担任により、児童生徒に異変がないか観察していましたが、当日中に、異常を訴える児童生徒はおらず、同日に、家庭において児童生徒の健康観察を行っていただけるよう保護者宛て文書を発出しましたが、11月2日(木曜日)現在、健康被害などの報告はございません。
4 混入した虫
虫の混入が発覚してすぐ、その形状等から、人に対して直接的な被害を及ぼす虫ではないことは確認しており、その後の調査の結果、混入していた虫はアブラムシ類の一種であることが判明しました。
なお、混入した虫の数は複数ではあることは分かっていますが、詳細な数は不明です。
5 発生の原因
校内に設置された給食調理室にて9時から11時25分に調理された中華スープの調理過程において、中華スープ用の食材のうち、白菜もしくはニラの洗浄が不十分であったため、白菜もしくはニラに付着していた虫が取り除けなかったことが原因です。また、その後の切裁や配缶時の目視確認も不足していたと考えられます。
6 再発防止策
当該校に対しましては、今後の再発防止策に向け、本市作成の調理従事マニュアル等を遵守するよう指示するとともに、各校の管理職及び給食調理員に対しましても、本事案の発生について情報共有し、指導を徹底してまいります。