報道発表資料　大阪市立小学校及び中学校での加熱不十分な給食の提供について

　令和5年12月5日（火曜日）12時40分頃、大阪市立小学校及び中学校において提供された給食の「具だくさん卵の千草焼き」に、加熱が不十分な部分があることが判明しました。

　この度の事案が発生したことにつきまして、児童生徒ならびに保護者の皆様には、大変なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

令和5年12月5日（火曜日）12時40分頃

大阪市立小学校及び中学校内（小学校1校、中学校1校）

　令和5年12月5日（火曜日）12時40分頃、ある大阪市立小学校1年1組の学級担任が給食の配膳を行っていたところ、「具だくさん卵の千草焼き」の中が液状であることを発見しました。加熱が不十分である可能性が高いことから、すぐに学校長の判断により、12時45分頃、校内放送にて全児童へ「具だくさん卵の千草焼き」の喫食を中止するよう呼びかけましたが、すでに一部の児童が喫食していました。

　また、親子給食方式で当該小学校から給食を配送している近隣の大阪市立中学校1校においても「具だくさん卵の千草焼き」の喫食を中止するよう全生徒へ呼びかけましたが、すでに一部の生徒が喫食していました。

　調査の結果、喫食した児童生徒は、小学校3年生17名、5年生18名（うち、生卵アレルギー1名含む）、中学校1年生21名、3年生4名の計60名と判明しました。

　なお、各学級担任により、児童生徒に異変がないか観察していましたが、当日中に異常を訴える児童生徒はおらず、同日に、家庭において児童生徒の健康観察を行っていただけるよう保護者宛て文書を配付しました。

　小学校に設置された給食調理室にて調理された「具だくさん卵の千草焼き」の調理過程において、加熱が不十分であったことが原因です。また、加熱調理後の中心温度の測定も不十分でした。

　当該小学校の給食調理については給食調理業務委託業者が行っており、今後事実関係の詳細を確認し、教育委員会事務局から当該業者への必要な指導を徹底します。