報道発表資料 第9回One Book(ワンブック)に『りんごかもしれない』が選ばれました
2024年4月23日
ページ番号:624805
問合せ先:教育委員会中央図書館利用サービス担当(06-6539-3326)
令和6年4月23日 14時発表
大阪市では、One Book One OSAKA(ワンブックワンオオサカ)事業を平成21年度より開始し、第9回目となる今回のOne Bookには、全部で12,305票の投票があり、803票を集めた『りんごかもしれない』(ヨシタケ シンスケ/作 ブロンズ新社)が選ばれました。
One Book One OSAKA事業は、大阪市民・府民のみなさんや大阪に来られたみなさんに、「お気に入りの絵本」を投票していただき、投票結果をもとに、市民ボランティアを中心とした実行委員会が「大阪の1冊の絵本 One Book」を決定するものです。絵本を選ぶ過程でたくさんの本にふれることにより、その楽しさを共有し、大人も子どもも読書への関心や意欲をよりいっそう高めることを目的として実施しています。
今回は、令和5年6月5日から12月28日まで、市立図書館、府立中央図書館、市内の学校、子育て支援施設で投票を受け付けたほか、イオンモール大阪ドームシティ店などでも投票コーナーを設置し、みなさんにお気に入りの一冊を選んでいただきました。今後は市立中央図書館や各区の図書館でお気に入りの理由や絵を書いた投票用紙の展示をはじめ、さまざまなイベントを実施していきます。
第9回One Bookは横山大阪市長が動画により発表しました。
また、『りんごかもしれない』の作者、ヨシタケ シンスケさんからメッセージをいただきました。
市長発表動画やヨシタケ シンスケさんのメッセージ、集計結果の詳細は、大阪市立図書館ホームページ One Book One OSAKA集計結果でご覧いただけます。
『りんごかもしれない』(ヨシタケ シンスケ/作 ブロンズ新社)
大阪市長のメッセージ
こんにちは。大阪市長の横山です。
小さい頃から本を読むことは、すこやかな成長に欠かせないものです。
そして子どもの読書活動を進めるためには、大人と子どもが一緒になって読書を楽しむ場をつくることが大切です。
さて、みんなで大阪の1冊の絵本を選ぶOne Book One OSAKAは、今回で9回目になります。
昨年6月から12月までの間、図書館や学校をはじめ、いろいろな場所でお気に入りの絵本を投票していただき、12,305票集まりました。
では、みなさんの投票でえらばれた大阪の1冊の絵本を発表します。
第9回One Bookは『りんごかもしれない』です。
りんごだと思っていたものが、もしかしたら、りんごではないのかもしれません。
「じつは なにかの タマゴかもしれない。」
「うちゅうから おちてきた ちいさな ほしなのかもしれない。」
見方を変えることで、無限の可能性があることに気づかされます。
いろんな「なになに かもしれない」を考えてみたくなる絵本です。子どもから大人まで楽しめると思います。
今回のOne Book One OSAKAでは『りんごかもしれない』をはじめ、さまざまな絵本へ
投票いただきました。
これからも、大阪の子どもたちがたくさんの絵本と出会い、心豊かに成長されることを、そして、大人も子どもも、みんなが読書に親しむ場面がより一層増えることを心から願っています。
ヨシタケ シンスケさんのメッセージ
【参考】これまでのOne Bookについて
これまでのOne Bookをご紹介します。
- 第1回One Book 『はらぺこあおむし』(エリック・カール/さく・え もりひさし/やく 偕成社)
- 第2回One Book 『ぐりとぐら』(中川 李枝子/さく 大村 百合子/え 福音館書店)
- 第3回One Book 『おまえうまそうだな』(宮西達也/作・絵 ポプラ社)
- 第4回One Book 『100かいだてのいえ』(いわいとしお/作 偕成社)
- 第5回One Book 『へんしんトンネル』(あきやま ただし/作 金の星社)
- 第6回One Book 『ミッケ!』(ウォルター・ウィック/作 小学館)
- 第7回One Book 『パンダ銭湯』(tupera tupera/作 絵本館)
- 第8回One Book 『だるまさんが』(かがくい ひろし/さく ブロンズ新社)
詳しくは大阪市立図書館ホームページOne Book One OSAKAをご覧ください。