報道発表資料 大阪市立小学校における個人情報を含む文書の紛失について
2024年6月5日
ページ番号:628514
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(06-6208-9180)
令和6年6月5日 14時発表
大阪市立小学校において、令和6年6月1日(土曜日)に、特別支援学級に在籍する児童の名前や、運動会のサポート内容等が記載されたサポート票(以下「サポート票」という。)を紛失していたことが明らかになりました。
このたびの事案が発生しましたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。
1 概要と事実経過
令和6年6月1日(土曜日)、ある大阪市立小学校の運動会で、区役所より配置されたボランティアが、当日の朝にサポート票(A4とB4用紙1枚ずつ)を受け取り、ズボンのポケットに入れて活動していたところ、10時30分頃に紛失していることに気づきました。周囲を探しましたが見当たらなかったため、教員に紛失したことを伝えました。運動会終了後、教員が教頭に報告し、複数名の教員で校内を捜索したが発見には至りませんでした。
令和6年6月4日(火曜日)、校長が教頭から報告を受け、再度複数名で校内・ごみ置き場のごみの中等を探しましたが発見には至りませんでした。その後、改めて校長の指示により全教職員で校内や運動場、周辺道路を捜索しましたが発見には至らなかったため、校長はサポート票が紛失したと判断し、教育委員会事務局に報告しました。2 サポート票に含まれる個人情報
児童26名分の名前、サポート内容、座席図
3 判明後の対応
令和6年6月4日(火曜日)夕方から、名前が記載されていた児童の保護者に対して、家庭訪問により、経過説明と謝罪を行っています。
4 原因
ボランティアにおいて、サポート票をポケットに入れて保管したこと、また、ボランティアへのサポート票の取扱いにかかる注意喚起が徹底できていなかったことが原因です。
5 再発防止について
教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについては深く受け止めております。
当該校に対しましては、個人情報の管理に関する校内規定を点検し、再発防止策として、ボランティアへの研修を実施するなど個人情報を含む文書の管理や取扱いなどの管理の徹底を指導してまいります。
また、各学校に対しても、個人情報を含む文書の取扱いについて注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。