報道発表資料 大阪市立小学校における個人情報を含む文書の誤廃棄について
2024年7月18日
ページ番号:631726
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(06-6208-9180)
令和6年7月18日 14時発表
大阪市立小学校の教員が、令和6年7月16日(火曜日)、緊急時引き渡しカード(27名分)を誤って廃棄していたことが明らかになりました。
このたびの事案が発生したことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。1 概要と事実経過
令和6年7月16日(火曜日)、ある大阪市立小学校で、緊急時の児童の引き渡しのために保護者から回収した4学級分の緊急時引き渡しカード(以下「カード」という。)について、教員Aがコピーを職員Bに依頼しました。
職員Bからコピーを受け取り、教員Aが確認したところ、誤って桃色の紙ではなく白色の紙にコピーしたことに気づいたため、教員Aは再度、職員Bに桃色の紙でのコピーと、誤ってコピーした白色の紙のシュレッダー処理を依頼し、書類の内容を十分に確認せず、シュレッダー処理するものとして職員Bに手渡しました。
その後、1学級分の原本が見当たらないことに気づいた教員Aが確認したところ、シュレッダー処理のために白色の紙を職員Bに手渡した際、2組のコピーと3組の原本が入れ替わっており、誤って3組の原本を廃棄していたことが判明しました。
2 文書に含まれる個人情報
学年、組、出席番号、児童名、生年月日、住所、きょうだいの学年・組・児童名、引取者名・児童との関係・電話番号(27名分)
3 判明後の対応
令和6年7月17日(水曜日)、管理職と教員Aが対象児童宅を順次家庭訪問と電話連絡し、全家庭に経緯の説明と謝罪を行い、再度カードの作成と提出を依頼し、承諾いただきました。
4 原因
誤ってコピーしたものを廃棄する際、書類の内容を十分に確認をしなかったことが原因です。
5 再発防止について
教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。
当該校に対しましては、個人情報管理に関する校内規定を点検し、再発防止策として、文書の廃棄作業に限らず個人情報を含む文書の取り扱いについては、事前に取り扱い方法を十分に確認するよう教職員に指導するとともに、複数人で確認するよう管理の徹底を指導してまいります。
各校に対して、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。