報道発表資料　大阪市立中学校における個人情報を含む文書の紛失について

　大阪市立中学校において、令和6年12月5日（木曜日）、令和6年度中学生チャレンジテスト（1・2年生）で使用する「令和3年度すくすくウォッチ（5年生）かい答用紙①表紙」（248名分）を紛失していることが明らかになりました。

　このたびの事案が発生したことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

　令和6年11月20日（水曜日）、ある大阪市立中学校で、令和7年1月9日（木曜日）に実施される中学生チャレンジテストの事前準備のため、使用する「令和3年度すくすくウォッチ（5年生）かい答用紙①表紙」（以下「令和3年度表紙」という。）の保管場所を教員が確認したところ、2年生248名分の令和3年度表紙が見当たらなかったため管理職に報告しました。

　その後、管理職の指示により全教職員で校内を捜索しましたが、発見には至らず、令和6年12月5日（木曜日）に紛失したと判断しました。

　令和3年度表紙は、中学校3年生まで使用するものであり、学力を経年的に比較できるよう個人を識別する番号が付された文書です。当該校では、令和6年1月10日（水曜日）に実施した令和5年度中学生チャレンジテストにおいて使用し、職員室で保管していたところ、誤って他の書類とともに廃棄した可能性が高いと考えられます。

出身小学校名、令和3年度から令和5年度までの当時の在籍学級、出席番号、氏名（248名分）

　12月6日（金曜日）に当該学年の生徒に対して校長から経緯の説明と謝罪を行い、あわせて当該学年保護者に文書で説明と謝罪を行う予定です。

　保管場所である金庫に格納することを失念したことが原因です。

　教育委員会としましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

　当該校に対しては、個人情報管理に関する校内規定を改めて全教職員に周知させ、個人情報を含む文書の取り扱いについては、事前に取り扱い方法を十分に確認するよう教職員に指導するとともに、複数人で確認するよう管理の徹底を指導してまいります。

　各校に対して、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。