報道発表資料　大阪市立小学校における個人情報を含む文書の一時紛失について

　大阪市立小学校で、令和6年12月20日（金曜日）、令和6年度2学期の学習の記録が書かれた一覧表（以下「成績一覧表」という。）（33名分）と同学期の学習の記録と行動の記録の写し（以下「通知表」という。）（1名分）を一時紛失していたことが明らかになりました。

　このたびの事案が発生したことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

　令和6年12月20日（金曜日）、隣接する市運営の施設より、職員が当該小学校の3年生33名分の成績一覧表1枚と同学級の児童1名分の通知表1枚を施設内で発見したと連絡があり、事案が判明しました。

　それらの書類は12月12日（木曜日）に実施された個人懇談会の際に使用し、当日の個人懇談会の終了後、同日に個人懇談を実施した他の児童の通知表とともに、学級担任が職員室においてシュレッダー処理をしました。しかしながら、今回発見された2枚の資料については処理ができておらず、実際は一時的に紛失していました。なお、隣接する施設から発見された経緯は、現在不明です。

• 成績一覧表：当該学級児童の児童名、在籍学級、出席番号、学習の記録（33名分）
• 通知表：児童名、在籍学級、出席番号、学習の記録、行動の記録（1名分）

　通知表の件について、令和6年12月20日（金曜日）に1名の児童とその保護者へ管理職と担任から経緯の説明と謝罪を行いました。成績一覧表の件については、12月23日（月曜日）に当該学級保護者へ説明会にて経緯の説明と謝罪を行う予定です。

　教室間の移動の際に適切な管理を行っていなかったことが原因であると思われます。

　教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

　当該校に対しましては、個人情報管理に関する校内規定を改めて全教職員に周知させ、個人情報を含む文書の取扱いについては、事前に取扱い方法を十分に確認するよう教職員に指導するとともに、管理の徹底を指導してまいります。

　各校に対して、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。