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報道発表資料 大阪市立中学校における個人情報の事務処理誤りについて

2024年12月26日

ページ番号:643455

問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(06-6208-9191)

令和6年12月26日 14時発表

 大阪市立中学校において、令和6年12月23日(月曜日)、大阪府立学校オンライン出願システム(以下「出願システム」という。)の「マイページ案内」で、72名の生徒が別の生徒の個人情報を閲覧できる状態になっていたことが明らかになりました。

 このたびの事案が発生しましたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

1  概要と事実経過

 令和6年1223日(月曜日)、3年生の学級担任が生徒に対して出願システムの「マイページ案内」にログインする二次元コードを配付しました。

 同日、二次元コードを受け取った保護者が二次元コードを読み取ったところ、別の生徒の個人情報が表示された旨の連絡が当該中学校にありました。すぐに調査した結果、生徒名簿から二次元コードを生成するExcelファイルへ生徒情報(生年月日、保護者名、住所)を転写する際、誤って転写したことにより、72名分の個人情報が別の生徒の個人情報と入れ替わっていたことが判明しました。

2 文書に含まれる個人情報

生徒の生年月日、保護者名、住所 72名分

3 判明後の対応

 令和6年12月23日(月曜日)、進路指導主事及び学年主任が出願システム内のデータを修正しました。また、同日、学年教員により個人情報が入れ替わった72名の家庭へ架電し、確認したところ、申出があった家庭以外は二次元コードへのアクセスはしていないとの報告がありました。

 あわせて、学年教員により個人情報が入れ替わった72名の保護者に対し、経過説明と謝罪を行いました。現在、出願システム内の個人情報を修正し、二次元コードからアクセスすると正しい個人情報が閲覧できる状況になっております。

4 原因

 生徒名簿から二次元コードを生成するExcelファイルへ転写する際、転出生徒分を考慮せずに転写したこと及び二次元コードを生成する前に、転写した生徒情報が正しいかどうかを確認しなかったことが原因です。

5 再発防止について

 教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

 当該校に対しましては、個人情報管理に関する校内規定を改めて全教職員に周知させ、個人情報を含むデータについては、複数人で内容を確認するよう管理の徹底を指導するとともに、出願システムの説明資料を再度確認し、手順に従って作成作業を進めるよう指導してまいります。

 各校に対して、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、出願システムの説明資料を再度確認することと、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。

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