報道発表資料　大阪市立小学校における個人情報を含む文書の誤配付について

　大阪市立小学校で、令和7年3月21日（金曜日）、児童名、生年月日、及び各児童の身長・体重の変化をグラフで表記した「身長体重成長曲線・肥満度曲線」（以下「成長曲線」という。）18名分を誤配付していたことが明らかになりました。

　このたびの事案が発生しましたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

　令和7年3月21日（金曜日）、「成長曲線」を受け取った保護者から当該校へ、別の児童の「成長曲線」が配付されているとの連絡がありました。調査した結果、当該校の2年生の学級担任が、「成長曲線」を児童名が記載された封筒に通知表等とともに封入する際に、封筒に記載された児童名と一致していることを確認せずに封入し、18名分を誤配付していたことが判明しました。

児童名、生年月日、身長・体重（18名分）

　3月21日（金曜日）及び3月24日（月曜日）に当該校の教頭及び学級担任が当該学級の全家庭へ架電し誤配付の有無を確認した後、学級担任が誤配付した家庭を訪問し、書類の回収及び保護者に経過説明と謝罪を行いました。今後、正しい「成長曲線」を対象となる児童に配付する予定です。

　事前に複数人で配付物の内容を確認しなかったこと、及び学級担任が配付物の児童名と配付物を封入する封筒の児童名が一致していることを確認することなく封入したことが原因です。

　教育委員会といたしましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

　当該校に対しましては、再発防止策として、個人情報管理に関する校内規定を点検し、個人情報を含む書類を配付する際は複数人で事前に内容を確認するよう管理の徹底を指導してまいります。

　各校に対して、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。