報道発表資料　大阪市立中学校における個人情報を含む文書の紛失について

　大阪市立中学校において、令和7年6月13日（金曜日）に、参加生徒名簿を貼り付けした校外学習のしおり（以下「しおり」という。）を紛失したことが判明しました。

　令和7年6月13日（金曜日）、ある大阪市立中学校の全学年が校外学習を実施しました。

　13時30分頃、引率教員は所持していたしおりを紛失していることに気づき、当該校の校長に報告しました。あわせて、訪問した施設の忘れ物センターへしおりを紛失した旨を連絡したうえで複数名の教職員で捜索を始めました。

生徒199名分の氏名、学年及び学級

　令和7年6月16日（月曜日）から、参加生徒名簿に記載されていた生徒の保護者に対して、順次経過説明と謝罪を行っています。

　引率教員が、校外学習のしおりをポケットに入れて保管したこと、また当該校において、教職員への校外での教育活動における個人情報の持ち出しにかかる注意喚起が徹底できていなかったことが原因です。

　教育委員会としましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。

　当該校に対しては、個人情報の管理に関する校内規定を改めて全教職員に周知させ、再発防止策として、持ち出しする資料の個人情報について、最小限の情報に精査して記載することや保管の仕方など個人情報を含む文書の管理や取扱いなどの管理の徹底を指導してまいります。