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報道発表資料 大阪市立小学校における個人情報の漏えいについて

2025年7月10日

ページ番号:657471

問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(06-6208-9032)

令和7年7月10日 14時発表

 大阪市立小学校において、令和779日(水曜日)、11台学習者用端末(以下「学習者用端末」という。)のクラウド上で、6年生の1クラス35名分の成績等データを同じクラスの児童が閲覧できる状況になっており、個人情報が漏えいしたことが判明しました。

 このたびの事案が発生したことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

1  概要と事実経過

 令和779日(水曜日)820分頃、ある大阪市立小学校において、6年生児童の保護者より、学習者用端末のクラウド上で児童の成績等が閲覧できる状態になっていると連絡がありました。確認したところ、令和778日(火曜日)10時頃に同クラスの学級担任が個人懇談会の資料として作成した成績等データを教職員のみ閲覧可能なフォルダに保管すべきところ、誤って学級担任が受け持つクラスの児童が閲覧できるクラウド上に保管しており、個人情報が漏えいしたことが判明しました。

2  成績等データに含まれる個人情報

35名分の下記の個人情報

  • 出席番号、氏名
  • 1学期の成績をまとめたデータ(国語、社会、算数、家庭科のテスト結果の平均点、国語、社会、算数のノートの評価)
  • 個人懇談会用に作成したメモ

3 判明後の対応

 令和779日(水曜日)8時20頃、データを削除しました。同日、管理職及び学級担任が6年生関係児童に、説明と謝罪をしました。また、7月9日(水曜日)から7月10日(木曜日)までの間に、管理職から35名の関係児童の保護者へ経緯の説明と謝罪を行いました。

 なお、他に同様の事案がないことを確認しています。

4 原因

 学級担任が成績データ等の適切な管理を行っていなかったこと、学習者用端末における個人情報保護の認識が不十分であったことが原因です。また、管理職による指導や管理が不十分であったことも原因です。

5  再発防止について

 教育委員会としては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案が度重なっていることについて深く受け止めております。

 当該校に対しては、再発防止策として、個人情報の管理に関する校内規定を再周知させ、個人情報を含むデータの管理を徹底するよう指導してまいります。

 また、各校に対しても、今回の事案を共有するとともに注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上についてより一層指導し、再発防止に努めてまいります。

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