報道発表資料　大阪市立小学校における個人情報を含む文書の紛失について

　大阪市立小学校において、令和7年9月30日（火曜日）に授業で記入した振り返りシート（23名分）を紛失していたことが判明しました。

　令和7年9月30日（火曜日）、ある大阪市立小学校の教職員（以下「教職員A」という。）が、9月24日（水曜日）に実施した非行防止教室に関する振り返りシート（23名分）について、当該学年を担当している教職員（以下「教職員B」という。）に提出を求めました。 教職員Bが教室および職員室の自分の机を調べたところ、9月25日（木曜日）に児童に記入させた振り返りシートが見当たらないことに気付きました。その後、教職員A及び教職員Bは教室や職員室、校内を探しましたが、振り返りシートは見当たらなかったため、10月1日（水曜日）に教職員Bはその旨を管理職へ報告しました。

　同日、校長の指示により、教職員Bを含む全教職員で再度校内を捜索しましたが、振り返りシートは見当たらなかったため、校長は振り返りシートを紛失したと判断し、教育委員会事務局指導部へ報告しました。

提出した23名の児童のうち名前を記載した21名の児童名

　10月2日（木曜日）以降、当該児童のご家庭に電話にて連絡を行い、経過のご説明と謝罪、さらに今後も継続して振り返りシートを捜索することをお伝えしています。

　教職員Bが児童から回収した後、速やかに教職員Aに提出しなかったこと、また、個人情報を含む文書の適切な保管に対する意識が不足していたことが原因です。

　教育委員会としましては、これまでも各校に対して個人情報の管理の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについては深く受け止めております。

　当該校に対しましては、個人情報管理に関する校内規定を改めて全教職員に周知し、教職員が個人情報を含む文書を保管する際には、事前に保管方法を十分に確認するよう教職員に指導するとともに、管理の徹底を指導してまいります。

　また、各学校に対しても、個人情報を含む文書の取扱いについて注意喚起を図り、個人情報の管理の徹底と、さらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。