報道発表資料 大阪市立中学校における個人情報を含む私物の電磁的記録媒体の紛失について
2025年10月31日
ページ番号:664453
問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等・中学校教育担当(06-6208-9180)
令和7年10月31日 17時10分発表
大阪市立中学校において、令和7年10月29日(水曜日)に、生徒の教育活動の様子を撮影記録した私物の電磁記録媒体(以下「SDカード」という。)を紛失したことが判明しました。
このたびの事案が発生しましたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。
1 概要と事実経過
令和7年10月10日(金曜日)、ある大阪市立中学校の教員(以下「教員A」という。)が、校外学習の撮影を行うために、私物のSDカードを学校のデジタルカメラに挿入して使用しました。使用後は、SDカードを抜きとらず、デジタルカメラに挿入したままにしていました。
10月14日(火曜日)、別の教員(以下「教員B」という。)が同じデジタルカメラを使用し、校内で教育活動の撮影を行いました。
10月29日(水曜日)17時頃、教員Aが教員Bに対し、デジタルカメラに挿入していたSDカードの所在を確認したところ、教員Bは教員Aに職員室で返却した認識であるとのことでした。そこで、教員AはSDカードを捜索しましたが見当たらなかったため、教頭に報告しました。
10月30日(木曜日)8時50分頃、教頭より報告を受けた校長は、全教職員に本事案を共有し、校内を捜索するよう指示しました。
10月31日(金曜日)11時10分頃まで捜索しましたが、発見には至らなかったため、校長はSDカードを紛失したと判断し、教育委員会事務局に報告しました。
2 SDカードに含まれる個人情報
校外学習等の写真データ(最大生徒195名分)
3 判明後の対応
令和7年10月31日(金曜日)から、対象生徒の保護者に対して、順次経過説明と謝罪を行っています。
4 原因
当該校において、学校園からの貸与品以外のSDカードを使用してはならないこと及び業務上不要になった個人情報データは速やかに削除すること等の正しいデジタル機器の運用について、教職員間で周知徹底ができていなかったことが原因です。
5 再発防止について
教育委員会としましては、これまでも各校に対してデジタル機器の運用の徹底を指導していたにもかかわらず、このような事案を起こしたことについて深く受け止めております。
当該校に対しましては、再発防止策として、「大阪市立学校園における撮影を目的としたデジタル機器の運用ガイドライン」を改めて全教職員に周知させ、教員の服務規律の徹底について指導してまいります。
また、各学校に対しても、デジタル機器の運用について注意喚起を図り、服務規律のさらなる意識の向上について指導し、再発防止に努めてまいります。






