報道発表資料 都島区役所保健福祉課(介護保険担当)における介護保険料の還付金の未払いについて
2023年10月3日
ページ番号:609447
問合せ先: 都島区保健福祉課介護保険担当(6882-9853)
令和5年10月3日 14時発表
大阪市都島区役所保健福祉課(介護保険担当)において、介護保険料の還付金が不適切な事務処理により、未払いとなっていることが判明しました。
このような事態を発生させ、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆さまの信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。
1 経過と概要
令和5年10月2日(月曜日)、当区保健福祉課介護保険担当職員が、郵便局から居所不明等により返戻のあった文書(以下「返戻文書」という。)について、保管している書庫の整理をしていたところ、介護保険料の還付請求書(10件)が保管されていることに気づきました。
すぐに担当職員が当該還付請求書にかかる還付状況を確認したところ、当区での受領日が令和4年5月11日(水曜日)、還付すべき対象月は令和4年2月分で、還付手続きに必要な介護保険システム端末への還付入力が行われておらず、還付請求者へ未還付となっていることが判明しました。
本来、令和4年5月11日(水曜日)に当区で受領した介護保険料の還付請求書は、速やかに介護保険システム端末への入力を行い、令和4年6月末には請求者の口座へ支払われるべきでしたが、当時の担当職員が、同時期に決定通知書等の返戻が多くあったことから、令和4年5月分の返戻文書と一緒に誤って返戻文書として保管している書庫へ保管し、還付金の請求に関する事務処理を失念していたものです。2 影響の範囲
10名(計54,231円)
3 判明後の対応
対象となる方々に対して、順次、介護保険料の還付金が未払いとなった経緯のご説明とお詫びをし、早急にお支払いをする予定です。
なお、文書保存期間である令和2年度以降、他に同様の事案はありませんでした。
4 原因
当時の担当職員が、事務処理を失念していたこと、また、還付請求書の保管方法を含めた事務処理マニュアルが作成されていなかったことが原因です。
さらに、複数人による進捗管理ができていなかったことも原因です。
5 再発防止について
令和5年1月以降は、令和4年12月に作成した還付請求書の事務処理マニュアルに基づき、出力された還付対象者リストにより、請求書の受付及び進捗管理をしていますが、再度、担当内の職員に周知徹底を図ります。
また、返戻文書を書庫に引き継ぐ際は、再度、他の書類が紛れていないかダブルチェックをしていますが、今回の事態を厳粛に受け止め、事務処理において改めて、進捗状況等をチェックするよう徹底し、再発防止に努めてまいります。