報道発表資料 2025年日本国際博覧会の推進(万博開催に向けた環境整備)~万博開催に向けた安全・安心の確保~
2024年2月15日
ページ番号:616462
問合せ先:建設局企画部企画課(06‐6615‐6534)、危機管理室危機管理課(防災計画)(06‐6208‐9850)、市民局区政支援室地域安全担当(06‐6208‐7342)、健康局健康推進部生活衛生課(06‐6208‐9980)
大阪市では、2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」という。)の開催に向けた安全・安心の確保として、開幕前および開催期間中における要人等の警護・警備に必要な対策や、災害時に帰宅困難者がターミナル駅周辺等に滞留することにより発生の恐れのある二次災害の防止に向けた取組及び市内繁華街の客引き行為等への対策強化を図るとともに、食品衛生及び環境衛生上の危害の発生等の防止対策を実施します。
1 万博来場者の危機管理・安全対策の実施
要人等の宿泊や立ち寄りが想定されるエリアと、万博会場のある夢洲を結ぶアクセスルート周辺など、警護及び警備上必要となる箇所で、除草等を実施します。
【令和6年度予算額 1億5,500万円】新規
2 ターミナルにおける帰宅困難者対策
万博開催期間中に災害が発生した場合、市内に集中する来阪者への対応として、帰宅困難者がターミナル駅周辺等に滞留することにより発生の恐れのある二次災害を防止し、安全安心に滞在できる都市を実現するため、一時滞在施設の備蓄支援を行うとともに、帰宅困難者対応マニュアルの作成支援や主要ターミナル駅周辺における帰宅困難者対策協議会での取組支援等を実施します。
令和6年度の主な取組
- 備蓄支援(一時滞在施設における人道支援)
- 帰宅困難者対応マニュアル等の作成支援(コーディネーター派遣)
- 主要ターミナル駅周辺の協議会における取組支援
【令和6年度予算額 1億1,300万円】新規
3 安全・安心に滞在できる都市の実現
国内外から訪れる、万博来場者をはじめとする観光客等の受け入れ環境の整備のため、既存事業である「大阪市客引き行為等適正化指導員の配置等」(1億3,200万円)に加え、次の取組を新たに実施していきます。
令和6年度の主な取組
客引き等迷惑行為者に直接的な働きかけ(口頭注意等)を行うパトロールスタッフを6か所に各2名程度、新たに業務委託により配置します。
全体スケジュール
令和6年度:通年実施
令和7年度:万博開催期間(4月~10月)
パトロールスタッフ配置箇所
【令和6年度予算額 7,900万円】新規
4 食品衛生及び環境衛生対策
万全を期して大阪・関西万博の開幕を迎えられるよう、食品衛生及び環境衛生上の危害の発生等を防止するために次の取組を実施します。
(1)会場衛生監視センターにおける監視指導・検査体制の整備
大阪・関西万博の会場(以下「会場」という。)内に、2025年日本国際博覧会協会(以下「博覧会協会」という。)が設置する会場衛生監視センターを本市が運営するにあたり、大阪・関西万博の開催期間中、適切かつ迅速に会場内食品衛生及び環境衛生関係施設の監視指導並びに検査業務を行うことができるよう、必要な体制を整備します。
(2)会場内外での食品衛生及び環境衛生対策
博覧会協会や大阪府等と連携し、次に掲げる事業を行うことにより食品衛生及び環境衛生上、万全を期して大阪・関西万博の開幕を迎えられるよう取り組みます。
食品衛生対策
- 会場内外の食品衛生関係者に対する講習会の実施
- 会場内外の食品衛生関係施設における自主衛生管理の推進
- 会場外食品衛生関係施設に対する監視指導
環境衛生対策
- 会場内外の環境衛生関係者に対する講習会の実施
- 会場内外の環境衛生関係施設における自主衛生管理の推進
- 会場外宿泊施設に対する監視指導
- 会場予定地におけるそ族昆虫類の生息状況調査
【令和6年度予算額 1,100万円】新規
問合せ先
- 万博来場者の危機管理・安全対策の実施に関すること
建設局企画部企画課(06‐6615‐6534) - ターミナルにおける帰宅困難者対策に関すること
危機管理室危機管理課(防災計画)(06‐6208‐9850) - 安全・安心に滞在できる都市の実現に関すること
市民局区政支援室地域安全担当(06‐6208‐7342) -
食品衛生及び環境衛生対策に関すること
健康局健康推進部生活衛生課(06‐6208‐9980)