報道発表資料　令和6年度　北区関連予算（案）概要　

　「人が集い、ともに支えあい、絆をはぐくむまち」を実現するために、学校をプラットホームとした事業を展開するとともに、地域、民間企業・団体、学校等との連携・協働を推進し、多様なコミュニティ形成に向けた支援を行い、防災力の強化や教育支援につなげる。

　中学校部活動に対し、プロスポーツ選手など各分野の専門家を派遣するとともに、区内小・中学生を対象にクラシック、ミュージカル、能楽等の芸術鑑賞会を通じ、本物に触れる機会を提供する。また、子どもたちの夢づくり事業として、音楽・eスポーツ・ダンスイベント等を本格的な施設等で体験する機会を提供する。

　北区においては、大型マンションの建設が進み、人口の増加とともに住民同士のつながりが希薄化しているため、コミュニティ形成につなげる取組として、マンションにアプローチし、災害に備えた防災活動を支援する。

　地域住民が抱える生活課題の早期発見、解決のため、地域福祉コーディネーター・コミュニティソーシャルワーカーを配置し、関係機関や地域が連携して支援を行う。不登校やひきこもり等の課題に対し、スクールソーシャルワーカーを活用し、家庭全体に支援を行う。

　子育て中の保護者が孤立することなく、育児不安やストレスを軽減し、安心して子育てできるよう、保護者同士のつながりがうまれるよう様々なプログラムを実施する。

　中学校部活動に対し、各分野の専門家を派遣するとともに、小・中学生を対象にクラシック等の芸術鑑賞会を通じた本物に触れる機会を提供する。また、本格的な施設等を活用したイベントの開催により、自分の夢や目標を見つけ出し、未来につなげる人材育成の推進を図る。

　地域資源である本格的な施設等を活用し、音楽・eスポーツ・ダンスイベント等を実施することにより、地域に愛着を持ち、将来に夢を描く子どもたちを育むよう取り組む。

67,590千円

　地域活動協議会の活動を支援するほか、区内世帯9割を占める集合住宅居住者に対して、防災マニュアルの策定や防災訓練の実施を支援することで、マンション内のコミュニティを形成するとともに、地域活動への参加にもつなげていく。

　会計年度任用職員を任用し、地域運営アドバイザーとして「防災」をキーワードに、マンション内で形成されたコミュニティを、効果的に地域につなげるよう取り組む。

79,172千円

　区の地域特性から通勤・通学目的のみならず、買い物、遊び目的、また商業施設の従業員の自転車など、要因の多岐にわたる区の放置自転車に対して、地域・行政・警察・企業が綿密に連携を図り、地域に応じた放置自転車にかかる諸対策を総合的かつ効果的に推進する。

　放置自転車の多い場所・時間帯に、啓発指導員を集中して配置し、自転車利用マナーの啓発や空いている駐輪場への案内を行う。

21,381千円

　不登校やひきこもり等の課題に対し、スクールソーシャルワーカーを活用し様々な支援機関と連携しながら、家庭全体への支援を行う。

　スクールソーシャルワーカーによる支援の仕組みを、学校だけでなく、保育施設や幼稚園などへ展開することで、問題を早期に発見し、関係機関や地域住民と連携・協働した切れ目のない相談支援体制を構築することで、各制度の隙間に埋もれることのないよう、包括的に解決していく。

61,130千円

　官民連携により、各企業等の強みを活かし、万博テーマに沿った新たなアイデアを創造・発信するブースを「パビリオン」等とし、万博への興味や関心を向上させ、より身近なものとなるイベントを実施する。

　出展者と参加者が交流できる仕掛けを取り入れ地域力の強化を図るとともに、ファッションデザイン体験など、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現に向け発信し、地域全体で万博への認知度・関心度を向上させる。

36,130千円

• 教育活動支援事業に関すること　政策推進課（06-6313-9548）
• 地域活動支援事業に関すること　地域課（06-6313-9468）
• 放置自転車対策事業に関すること　地域課（06-6313-9468）
• 子育て支援事業に関すること　福祉課（06-6313-9853）
• 万博に向けた機運醸成の取組に関すること　総務課（06-6313-9591）　政策推進課（06-6313-9548）