報道発表資料 令和6年度 福島区関連予算(案)概要
2024年2月15日
ページ番号:616479
問合せ先:福島区役所 企画総務課(06-6464-9591)
1 予算編成にかかる考え方・全体予算の概要など
福島区は、過去20年以上に渡って人口が増加傾向にあり、それに伴って区民の行政に対するニーズや、生活環境に対する価値観が多様化してきている。
そうした中でも、南海トラフ巨大地震など災害発生時の対応をはじめ、子育てや教育環境の改善、介護等を必要とする方が安心して生活できるまちづくりなどの多くの課題を解決するためには、世代を超えてお互いに協力し助け合うことが必要である。
福島区では、身近な地域でのつながりや世代間のつながりをはじめあらゆる場面での「つながり」をキーワードに、人と人とがつながる、「お子さんからお年寄りまでこれからも住み続けたいまち」となるよう、全力で取り組む。
- 人と人とがつながるまちづくり~地域活動支援関連施策の充実~
- 安全・安心なまちづくり~防災と防犯関連施策の充実~
- 次世代を元気に育むまちづくり~子育てと教育関連施策の充実~
- 誰もが自分らしくいきいきと暮らせるまちづくり~地域福祉と健康関連施策の充実~
- 魅力あふれるまちづくり~にぎわいと緑化関連施策の充実~
2 区長(区CM)が関与する予算額
予算 | 金額 |
---|---|
福島区関連予算 | 744,257千円 |
区長自由経費 | 381,589千円 |
区CM自由経費 | 362,668千円 |
3 重点的に取り組む事業
≪拡充≫地域防災対策事業【区長】
概要
近い将来発生する確率が高いとされている南海トラフ巨大地震などに備え、地域住民や若年層への自助・共助の意識向上を図るとともに、各避難所の防災備蓄物資を拡充する。
工夫点
自主防災組織による災害時避難所の開設・運営をスムーズに実施できるよう避難所開設キットを活用する。また、要配慮者等に重点を置いた備蓄物資の拡充、さらには、若い子育て世代等が参加しやすい体験型防災イベントを実施する。
令和6年度予算額
13,405千円
≪新規≫不登校児童生徒の居場所づくり事業【区長】
概要
登校はできるが教室に入ることができない、または不登校傾向にある児童生徒の支援を目的として、学校内の使用していない教室等に家具・備品等を配置し、当該児童生徒にとって心理的な負担がなく、過ごしたいと思える居心地のよい空間をつくる。
工夫点
各学校と連携し、教育現場のニーズにきめ細かく対応する。
令和6年度予算額
7,040千円
中学生体験学習事業【区長】
概要
区内3中学校の生徒代表が7~8月に東日本大震災の被災地を訪問して、「防災・減災」及び「SDGs」について学ぶ。訪問後、報告の機会をもち自らが体験・学習したことを各校生徒や地域と共有することにより、地域全体の防災意識の向上やSDGsの理解促進を図る。
工夫点
- 財源の一部に事業を応援する地域からのふるさと寄附金を活用する。
- 将来のまちづくりを担う中学生が被災地での取組内容を地域の防災行事等で報告することにより地域との連携を進める。
令和6年度予算額
2,742千円
地域福祉推進事業【区長】
概要
- 地域福祉コーディネーターを各地域に配置し、「みんなの相談室」として相談対応を行うとともに、地域での様々な福祉活動をサポートする。
- 高齢者などのちょっとした困りごと(電球交換や買物同行など)を地域の有償ボランティアがサポートする「福島お助けネットワーク」により、地域の支え合い活動を推進する。
工夫点
地域福祉に関するリーフレットを作成し区民に啓発する。また広報誌やSNSを活用するなど、効果的な事業周知や情報発信に取り組む。
令和6年度予算額
16,558千円
(関連事業)
地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業【CM】【令和6年度予算額 12,627千円】
福島区にぎわい創出事業【区長】
概要
福島区の特性を活かして、地域住民や企業、商店街等との連携により、「のだふじまつり」や「ふくしまてんこもり」を実施することで、区の魅力を発信し、活気と魅力あふれるまちづくりを推進する。
工夫点
来場型イベントと区内を巡る謎解きゲーム等の回遊型イベントを融合させることで、福島区の魅力を体感してもらう。また、地元商店街や飲食店、地域等と連携することで、区内が一丸となって継続可能な魅力発信に取り組む。
令和6年度予算額
2,410千円
問合せ先
地域防災対策事業に関すること 市民協働課(市民協働)(06-6464-9713)
不登校児童生徒の居場所づくり事業に関すること 保健福祉課(子育て教育)(06-6464-9868)
中学生体験学習事業事業に関すること 保健福祉課(子育て教育)(06-6464-9868)
地域福祉推進事業に関すること 保健福祉課(地域福祉)(06-6464-9853)
(関連事業)地域における要援護者の見守りネットワーク強化事業に関すること 保健福祉課(地域福祉)(06-6464-9853)
福島区にぎわい創出事業に関すること 企画総務課(企画推進)(06-6464-9684)