報道発表資料　令和6年度　東成区関連予算（案）概要

　人生100年時代を迎え、大きな環境変化（少子高齢化やwithコロナ、気候変動、大規模災害・激甚災害など）を常に意識し「区民と区役所が手をたずさえ、より区民に身近な総合行政拠点」「区民一人ひとりの笑顔があふれるまち」「区民が地域運営や区政に参画し、生きがいを感じ、安全・安心で暮らしやすいまち」をめざす。

　様々な方法での分散避難や備蓄の重要性等の啓発、区内中学校での避難所運営にかかるマニュアル策定の支援、災害時における情報共有の迅速化、災害時要支援者の個別避難計画作成に取り組むことにより、区全体としての災害対応力を高める。

　子どもたちが将来に夢と希望を持ち、自分の人生や未来を切り拓いていく力を育むことができるよう、地域・家庭・学校等が連携した取組を推進するとともに、子育て情報の発信や相談支援体制の充実を図る。

　地域を切り口とした施策横断的なアプローチにより、区民主体の福祉・健康への取組を推進する。

　地域活動協議会による自律的な地域運営に向け支援を行う。また、区民や企業等のステークホルダーのSDGsへの参画を促進する。

　広報紙やSNS等の様々な広報媒体を活用し、わかりやすく魅力的な広報を行う。

　区役所が来庁者の憩いのスペースとなるよう、国産木材を活用し美装化を行うことにより、来庁者が多数見込まれる場所について居心地の良い空間へと整備し、区民サービスの向上を図る。

　木のぬくもりを感じられる居心地の良いスペースを整備し、木材利用に対する理解の促進など、SDGsの推進を図る。更に、「大阪・関西万博」「東成区制100周年」の機運醸成のため、美装化された区庁舎を活用するなど、SDGsを通じた効果的な啓発を行う。

45,666千円

　広報紙、ホームページ、SNS、広報板などの様々な媒体を活用し情報発信を行うことにより、区政情報発信機能の向上を図り、区民サービスの向上を実現する。また、地域住民が自ら区広報紙を配布することで地域課題の発見につなげ、地域の活性化に寄与する。

　2025年度に予定されている「大阪・関西万博」「東成区制100周年」に向けた広報紙特集記事を掲載し、地域と連携してより多くの区民に関連情報を届けることで、区内における認知度向上と機運醸成を図る。

17,365千円

　「ひがしなりSDGs万博」の冠をつけた、区内開催の各種イベント等や検診等の様々な機会で、効果的なSDGsの啓発や万博情報の紹介を行い、区内における万博認知度の向上と万博に向けた機運醸成を図る。

　区内開催の各種イベント等において、万博やSDGsに関する専用ブースを設け、オリジナルグッズを用いた啓発を行うほか、万博の機運醸成に寄与する啓発物品の作成・配布や、区関連施設における展示・紹介を行うことで、区民の参画につなげる。

9,765千円

　心理学や特別支援教育の専門家を小中学校や子育て支援室に派遣し、登校しぶりや現に不登校状態にある子どもが抱える不安や課題の分析・環境調整・支援に関する助言指導等を実施し、子どもが安心して過ごせる環境の整備を行い、不登校の改善・防止を図る。

　心理学等の専門家を小中学校へ派遣することにより、的確な課題分析や環境調整が早期に実施されると共に、各学校における助言指導の機会の増など、子育て相談支援の体制強化を図る。

1,788千円

 子どもたちが健やかに成長し、自らの可能性を認識しながら、自分らしく生きる力を身につけることができる環境づくりに取り組むことで、不登校の改善や未然防止につなげる。

 学校施設を利用して居場所を開設し、学習支援やダンス教室等の習い事を実施することで、児童生徒が達成感や自らの存在感を見出すことができる「心の居場所づくり」に取り組む。

287千円

• 国産木材を活用した東成区役所庁舎整備事業に関すること　総務課（06-6977-9591）
• 地域参加型情報発信事業に関すること　総務課総合企画担当（06-6977-9121）
• ひがしなりSDGs万博事業（万博に向けた機運醸成にかかる啓発）に関すること　総務課総合企画担当（06-6977-9121）
• 不登校の改善及び防止に向けた児童・家庭支援事業に関すること　保健福祉課児童・保健担当（06-6977-9863）
• 子どもたちの「生きる力」育み支援事業に関すること　市民協働課教育・地域支援担当（06-6977-9119）