報道発表資料　令和6年度　旭区関連予算（案）概要

　旭区では、「安心して住み続けられるあたたかいまち　旭区」の実現に向けて、「子育て・教育支援等の一層の充実」「区民一人ひとりの生活に寄り添った福祉・健康施策の推進」「地域コミュニティの活性化とまちの魅力の向上」「地域防災力・地域防犯力の強化」を4つの柱として取組を進めている。

　区の特性や地域の実情、区民ニーズを的確に把握し、区民サービスの向上と区民の暮らしの満足度向上をめざして、ニア・イズ・ベターに基づく施策・事業を展開し、ムダを排除した効率的かつ効果的な行政運営に取り組むとともに、次の施策に重点を置いた予算編成を行う。

• 安心して子どもを生み、育てられる環境づくりをめざした子育て支援の充実
• 区内の大学の協力のもと、子どもへの教育支援の充実
• 安心して過ごせる環境において、学習支援、自立支援、相談や居場所にかかる支援の実施
• 地域コミュニティの活性化とまちの魅力の向上
• 自助・共助を基本とした地域防災体制の構築、担い手の育成

　児童虐待防止の取組について「要保護児童対策地域協議会（以下、「要対協」という。）」「あさひ子育て安心ネットワーク」「子育て地域包括連携協定」を軸に、地域の子育て関係機関と連携しながら旭区全体の子育て世帯の見守りを実施する。

　「あさひ子育て見守り事業」によるあさひキッズコーディネーターが横断的に関わり、要対協登録世帯のみならず、育児不安やストレス等を抱える世帯を支援し、児童虐待の未然防止に取り組む。

9,389千円

　小・中学校で必修となっている「プログラミング教育」について、大学の教授等が、区内の小・中学校で、教科書に沿った教材等を使用してプログラミングの授業を実施する。

　区内大学との連携により、専門的な技術や知識を持つ大学教授等の授業を受けることができるとともに、教員の指導力向上の一助とする。　また、1人1台の教材を使用することで、教材の体験時間を十分に確保し、児童・生徒の興味や関心を高め、理解を深めることにつなげる。

2,348千円

　経済的な要因等による生活環境の問題により、学習環境や生活習慣が十分でない中・高生に対し、安心できる環境（居場所）において知識や教養、生活力を身につけ、自ら進路選択できるよう、個別に支援計画を策定し、学習支援、自立支援、相談や居場所にかかる支援を行う。

　子どもに関わる機関と連携し、当事業への利用が望ましい中学生の参加につなげるとともに、高校進学後も継続的なフォローを行う。職業観を育む環境づくりのために、区内で協力を得られる事業所を増やす。

6,870千円

　区内の交流をさらに活発にして新たなつながりを生み、絆を深めていただくことを目的に、区民の皆さまとともに城北公園でのにぎわいイベントや区内周遊ラリー、花菖蒲づくりなど、まちの魅力を高める取組を実施する。

　人と人とのつながりをより一層引き立てていけるよう、区民や地域の皆さま、地元の店舗、商店街、大学等と協力して様々な取組を進める。また、大阪・関西万博のPRにも努め、区全体を活性化していく。

6,267千円

　自助・共助を基本とした地域防災体制の構築を目的に、「防災啓発事業」「防災訓練・研修」「防災拠点の整備・充実」「区内小中学生に対する防災教育」にかかる取組を推進する。

　災害時の初動に強い地域づくりをめざすために、防災講演会等の実施や地域防災リーダーの育成のほか、個別避難計画に沿った避難訓練等を取り入れるとともに、担い手の育成を目的に、大阪公立大学と連携した中学生向け防災プログラムの作成などの防災教育を実施する。

9,448千円

• 地域と支えるあさひ子育て安全・見守り事業に関すること　保健子育て課（06-6957-9912）
• プログラミング体験学習事業に関すること　企画課（06-6957-9002）
• あさひ育み学び舎事業に関すること　生活支援課（06-6957-9863）
• 旭区魅力づくり事業に関すること　まち魅力課（06-6957-9684）
• 地域防災事業に関すること　防災安全課（06-6957-9006）