報道発表資料　令和6年度　鶴見区関連予算（案）概要

　鶴見区は、「鶴見区将来ビジョン（2023～2027）」において、「つながり、ふれあい、みまもり、支えあう、誰一人取り残さない、安心して暮らせるまち」を区のめざすべき将来像として掲げ、令和5年度から5年計画で取組を進めている。

　令和6年度についても引き続き、「つながる・支えあう」「備える」「育てる・まなぶ」「聴く・伝える」「共に生きる」に重点を置き、予算編成を行った。

• 気にかける・つながる・支え合う地域づくり、だれでも・いつでも・なんでも言える相談支援体制づくりをめざして取組を進める。
• 区民の防災意識の向上、地域防災力の強化に向けた支援、区災害対策本部の機能強化に取り組み、災害に強いまちづくりをめざす。また、地域・関係機関等と連携した防犯対策及び交通安全対策に取り組み、街頭犯罪等や交通事故の少ないまちづくりをめざす。
• 安心して子育てできる環境づくりを進めるため、切れ目のない子育て施策や児童虐待防止対策、こどもに寄りそう事業などに取り組む。また、生涯学習や人権教育などのまなびを通じたつながりづくりや学校教育の支援を進める。
• 区民が必要としている区政情報の発信、多様な区民ニーズの把握に努め、まちづくりを支える広報・広聴の充実をめざして取組を進める。
• 2030年までの国際目標である持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けて、SDGsの区民への浸透を図るなど環境を守り自然と共生したまちづくりをめざす。

　地域福祉コーディネーター及びコミュニティソーシャルワーカーの配置により、住民に身近でかつ総合的な地域福祉活動推進のネットワーク構築を図る。また、有償ボランティア事業を普及促進し、住民の助け合い活動の支援及び地域福祉活動の人材育成に努める。

　持続可能な住民の助け合い活動の実現に向け、委託事業者への公費補助だけでなく、一部の事業を有償化するなどにより、人材確保・人材育成の実効性を高めていく。

29,899千円

　避難所（区内各公立学校）の防災資機材の配備や、区民の防災意識向上を図るための防災イベントの開催、災害時に自力避難が困難な方々の生命・身体を守るための個別避難計画の作成支援など、災害に強いまちづくりの実現に取り組む。

　個別避難計画について、令和8年度末の12地域策定に向け、区CM自由経費を活用しつつ、昨年度に引き続き区長自由経費全体から必要な経費を確保、効率的な執行体制を構築し進めていく。

9,970千円

個別避難計画作成推進事業【CM】【令和6年度予算額　3,828千円】

　令和5年度から「万博への興味・関心度」や「テーマの認知度」の向上を図るための取組を実施しており、これまで各種イベントへの出展やカウントダウンクロックの設置等を行っている。令和6年度についても引き続き、懸垂幕の設置等によって区民の目に触れる機会を増やすことで、万博への機運盛り上げに向けた取組を進める。

　これまでの取組を踏まえ、区内各所で様々なPRすることで、万博の情報に触れ、身近に感じていただけるよう取組を進めていく。

10,000千円

　区内市立小学校（全12校）及び中学校（全5校）において、継続的な登校に至らない又は一時的にでも普通教室で授業が受けられない児童・生徒等に対し、個々の課題に応じた学習指導・支援等を行う。

　平成30年度から小学校、令和4年度から中学校を加え事業を実施し、対象児童・生徒の学習面や生活面等で高い効果が確認できた。令和6年度についても引き続き重点的に取り組み、不登校や貧困の連鎖の解消の一助となるよう支援を行う。

13,676千円

　あらゆる世代に必要な情報をわかりやすく提供できるよう、広報紙をはじめ、ホームページやSNS等の様々な媒体を活用し、効果的な情報発信を行う。特に、SDGsの理解促進、大阪・関西万博の機運盛り上げ及び鶴見区制50周年の広報・周知に向けた取組を進める。

　区民が必要とする情報を全戸配布により等しく提供するため、物価高騰による影響がある中、区長自由経費全体を見直して必要な経費を確保しながら、事業を実施していく。

23,920千円

• 住民主体の地域福祉ネットワーク活動推進事業に関すること　保健福祉課（保健福祉）（06-6915-9934）
• 災害に強いまちづくり（防災事業）に関すること　市民協働課（06-6915-9774）
  （関連事業）個別避難計画作成推進事業に関すること　市民協働課（06-6915-9774）
• 万博に向けた機運醸成の取組みに関すること　総務課（政策推進）（06-6915-9169）
• 鶴見区　こどもの学習支援事業に関すること　保健福祉課（子育て支援）（06-6915-9165）
• 区の広報事業に関すること　総務課（政策推進）（06-6915-9169）