報道発表資料　令和6年度　西成区関連予算（案）概要

　「すべてはこどもたちのために」をキャッチフレーズに、人と人とのつながりを大切に、みんなが笑顔で暮らしやすいまちをめざす。
　特に、若い人や子育て世帯を呼び込み、活力あるまちをつくるため、次の3本柱（「子どもの夢がひろがるまち」「人と人がつながりにぎわうまち」
　「みんなが安心して暮らせるまち」）の施策について重点的に取り組む。

　すべての子どもが学び、健やかに成長することができるまちづくりに向けた施策の実施

　多くの人が魅力を感じ、ずっと住みたい、行ってみたいと感じるまちづくりに向けた施策の実施

　大規模地震などの自然災害への備え、多様化する犯罪への対応に向けた体制をつくり、安心して暮らせるまちづくりに向けた施策の実施

　区内小中学校にサポーターを配置し、学習姿勢の定着に向けた支援、電話や家庭訪問による登校支援、別室登校での見守りなど、児童生徒の状況に応じた支援を行う。

　モデル実施により成果を上げた小学校1年生を中心とした学習姿勢の定着に向けた支援を区内全小学校に拡大する。また、従来の登校支援に加え、別室登校を支援するサポーターの配置や居場所の整備、家庭訪問先での支援など、不登校の状況に応じた支援を行う。

147,859千円

大阪市こどもサポートネット（コーディネーター配置）【CM】【令和6年度予算額　14,182千円】

　日本語で日常会話はできるが、教科学習で使用する言語である学習言語の習得に課題がある帰国・来日等の児童生徒を対象に、日本語習得中に授業を受けていたため十分に理解できていなかった内容などの補習を行う課外学習を実施する。

　学習言語の習得までには時間を要し、学力に課題が生じやすいことから、遡及した内容について個別の学習支援を行うことで、遅れた内容を取り戻すとともに、学習言語を定着させ、学力の向上を図る。

9,934千円

　学力診断検査や高校入試を想定した模擬テストを区内全中学校全学年で実施する。また、模擬テストの分析結果をもとに生徒の苦手分野に応じた演習問題を作成し、学校の授業等で演習に取り組む。

　これまで学力に課題の大きい生徒を対象とした課外学習事業を実施してきたが、学校全体の学力向上を図るために、学校と連携し、生徒全員を対象とした授業内の取組として、模擬テスト及び生徒個々人の苦手分野に応じた問題を使った演習を実施する。

7,533千円

　成績中上位層を中心とした学習意欲のある児童生徒に対して、区内小中学校を会場とした発展的な内容の課外学習を実施することで、さらなる学力向上を図る。

　これまで基礎学力を向上させる支援を中心に取り組んできたが、区内には進学塾が少なく、発展的な内容の学習機会が少ない。家庭の経済状況や学習環境に関わらず、本人が志望する水準の高校への進学ができるように、通いやすい区内にて事業を実施する。

16,293千円

　西成区に流入する就労困難な若年層を中心に伴走型支援を行うとともに、就職やボランティアの受け入れ先（支援の出口）を開拓して提供できるメニューの多様化を行うことで、早期に就職やボランティアへの参加などを果たし、社会への再参加・再循環を促していく。

　就労困難な若年層を「社会の輪」の中に組み入れ「地域の人的資源」として活躍してもらい、「新今宮エリア魅力向上の取組み」などと連携して、地域経済・コミュニティの活性化やイメージの向上を図る。

38,211千円

• 西成区こども生活・まなびサポート事業に関すること　子育て支援担当（06-6659-9799）
• 外国につながる児童生徒の学習言語定着支援事業に関すること　子育て支援担当（06-6659-9799）
• 学力分析に基づく演習を活用した苦手分野克服事業に関すること　子育て支援担当（06-6659-9799）
• 発展型学習支援事業に関すること　子育て支援担当（06-6659-9799）
• 西成版サービスハブ構築・運営事業に関すること　総合企画課（06-6659-9983）