報道発表資料　大阪市消防局における物品の支払事務にかかる不適切な事務処理について

　大阪市消防局において、物品の支払事務にかかる請求書の請求日を書き換えて支払事務を行うという不適切な事務処理が行われていたことが判明しました。

　このような事案を発生させたことにつきまして、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げますとともに、市民の皆様の信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

　令和5年5月26日（金曜日）、物品買入契約相手方から消防局総務部総務課あてに、支払請求を行った日から30日以内に支払われていない旨の確認がありました。

　すぐに、総務課職員が当該契約事務を担当する施設課職員に確認したところ、令和5年4月5日（水曜日）に、担当職員が当該契約相手方から4月5日付けの請求書を受領し支払事務を実施していましたが、当該事務の進捗が滞ったため支払期日までに支払いが実施できないと考え、請求書の請求日を4月21日（金曜日）に書き換えて支払事務を行っていたことが判明しました。

　また、担当職員に聴取するなかで、令和4年度中に同様の行為を4回行っていたことも併せて判明しました。

　令和5年5月29日（月曜日）、施設課の別の職員が当該契約相手方を訪問し、支払事務が遅延したことについて謝罪しました。

　今後、延滞金の取扱いについて速やかに確認するとともに、当該契約相手方に説明を行ってまいります。

　担当職員が請求書の受領後、速やかに支払事務を行わなかったことが原因です。

　また、適切な事務処理について指導が徹底できておらず、組織として事務処理の進捗管理ができておりませんでした。

　適切な会計事務に関して周知徹底を図るとともに、事務処理方法やチェック体制について見直して参ります。