報道発表資料　消防局職員の懲戒処分について

  大阪市消防局では、令和5年6月30日（金曜日）、当局職員による不祥事案について、次のとおり懲戒処分を行いました。

　今回の非違行為につきましては、市民の皆様の信用を著しく損なうものであり、誠に申し訳なく深くお詫び申し上げます。

　職員の非違行為に対しましては、これまでも厳正に対処してきたところでございますが、今後、市民の皆様の信頼回復に向け、不祥事の再発防止に万全を期すなど、職員の服務規律の確保により一層努めてまいります。

所属：大阪市西淀川消防署

職種：消防吏員

階級：消防士

年齢：25歳

停職6月（根拠法令：地方公務員法第29条第1項第1号及び第3号）

　令和4年11月11日（金曜日）、大阪市北区の商業施設内において、女性のスカート下にスマートフォンを差し入れて撮影したとして、同日、大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反の疑いで大阪府曽根崎警察署にて任意の事情聴取を受けました。その後、同条例違反の疑いで大阪地方検察庁に送致され、令和5年5月19日（金曜日）、大阪簡易裁判所において同条例違反による略式命令を受けたものです。

• 令和5年2月9日（木曜日）、同条例違反の疑いで大阪地方検察庁に送致されました。
• 令和5年5月19日（金曜日）、当該職員は大阪簡易裁判所において略式命令を受けました。
• 令和5年6月30日（金曜日）、当該職員を停職6月としました（同日付け退職）。

　本件事案について、各消防署長等へ周知するとともに、次により再発防止の徹底を図りました。

• 服務規律確保と再発防止の徹底のため、総合監察（各職場の巡視）を速やかに実施しました。
• 係長級以下の全職員を対象に、盗撮等わいせつ行為についてのグループ討議を実施するとともに、服務規律に対する意識の向上を図るため、各消防署等における服務研修、巡視等を重点的に実施しました。