報道発表資料　住之江区役所保健福祉課（福祉）における児童扶養手当の支払遅延について

　大阪市住之江区役所保健福祉課（福祉）において、児童扶養手当の支給にかかる支払が遅延する不適切な事務処理が発生しました。

　このような事態を発生させ、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、市民の皆さまの信頼を損なうこととなりましたことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

　令和5年11月1日（水曜日）、住之江区役所保健福祉課（福祉）あてに、ある区民（以下A氏という。）から「令和5年6月23日（金曜日）に申請した児童扶養手当申請の進捗について連絡してほしい」との問合せメールがありました。

　すぐに担当職員が確認したところ、6月23日（金曜日）にA氏が申請のため来庁し、申請書等を提出されましたが、一部申請書等が不足していたため、受理した申請書等は事務の進捗状況に応じた所定の場所に保管しました。7月14日（金曜日）、A氏から郵送により不足書類が提出されていましたが、担当職員は所定の場所に保管せず、他の書類と混在していたため、児童扶養手当の認定および支払手続きの事務処理が行われていませんでした。その結果、本来支給すべき時期に支払うことができていないことが11月10日（金曜日）に判明しました。

影響額　136,120円

（内訳）

令和5年7月・8月分支給額　68,060円

令和5年9月・10月分支給額　68,060円

　令和5年11月10日（金曜日）、担当職員からA氏へ電話で謝罪し、未支給となっていた児童扶養手当について、認定・支給手続きが完了した旨を説明し、11月13日（月曜日）に、A氏宅を訪問しお詫びするともに、「児童扶養手当認定通知書」及び「児童扶養手当証書」をお渡ししました。

　また、11月17日（金曜日）にA氏宅を訪問し、改めてこの間の事務処理の詳細経過についてご説明するとともにお詫びし、ご理解いただきました。

　なお、他に同様の事案がないことを確認しています。

　担当職員による当該申請書等を受理したのち、所定の場所に保管していなかったこと、また、組織的な進捗管理ができていませんでした。

　受理した書類は所定の場所へ確実に保管するよう、改めて担当内職員に徹底するとともに、複数人で受理確認を行います。また、必要書類不足の案件について定期的に事務の進捗状況を把握することで、必要に応じて申請者へ確認を行います。加えて、引き続き管理職による状況確認、進捗管理を行うことで再発防止に努めてまいります。