報道発表資料　令和7年国勢調査における個人情報の漏洩及び調査票の一時紛失について

　令和7年国勢調査において、港区で従事している国勢調査員が、自身が担当する調査区内に居住する世帯が回答した調査票を別の世帯に誤って配布したことにより、個人情報を漏洩していたこと及び調査票を一時紛失していたことが令和7年10月21日（火曜日）に判明しました。

　今回のような事案が発生したことについて真摯に受け止め、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、市民の皆様の信頼を損ねることになったことに対しまして、深くお詫び申しあげますとともに、再発防止に努めてまいります。

　令和7年9月20日（土曜日）、国勢調査員が区内の調査区（以下「A地区」という。）で国勢調査の調査票を配布していたところ、誤って別の調査区（以下「B地区」という。）の調査票を配布していることに気づき、同日、A地区に配布した全ての調査票を回収しました。

　その後、当該国勢調査員は、正しい調査票を再度A地区で配布し、B地区にはA地区で回収した調査票を配布しましたが、その際、A地区で回収したB地区の調査票の中に記入済みの調査票が1通あったにもかかわらず、調査票の中身を確認していませんでした。

　10月6日（月曜日）に記入済みであった調査票は誤配布されたB地区の世帯から町会を通じて当該国勢調査員宅に届けられましたが、当該国勢調査員は当該調査票が本来の調査区であるA地区の世帯より正式に届けられたものと認識していました。

　その後、10月18日（土曜日）に当該国勢調査員は町会関係者から当該調査票はB地区に誤配布された調査票であるとの説明を受け、10月21日（火曜日）に当該国勢調査員から港区役所へその旨の連絡があったことから個人情報の漏洩及び調査票の一時紛失が判明しました。

　1世帯（4人分）の調査票情報（氏名、男女の別、出生の年月、世帯主との続き柄、配偶の関係、国籍など）

　令和7年10月21日（火曜日）午後から、港区役所職員が対象者に対して、経過説明と謝罪を行いました。

　調査関係書類について、港区役所から調査員説明会を通じて国勢調査員に対し、厳重管理の指導を行っていましたが、指導が徹底できていなかったことが原因です。

　個人情報の取扱いにつきまして、細心の注意を払っているにもかかわらず、国勢調査員による個人情報の漏洩及び調査票の一時紛失が発生したことを深く反省するとともに、今回の事故を厳粛に受け止め、再度国勢調査員に調査関係書類の厳重管理の指導を行うなど、書類の管理について万全を期すよう改めて周知徹底いたします。

港区役所協働まちづくり推進課（06-6576-9886）　

計画調整局企画振興部統計調査担当（06-6208-7860）