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大阪型地車の各部名称と働き

2019年1月18日

ページ番号:94

正面

地車正面

背面

地車背面
各部名称と働き
(1)獅噛み(しがみ)飾目(しかめ)ともいい、獅子が屋根に噛みついているものや、武者物の彫物をかかげていることが多い。鬼板ともいい、御幣をつける部分でもある。
(2)拝懸魚(はいげぎょ)大屋根直下の飾り彫刻。朱雀や龍、鷲などが多い。まれに武者物もある。
(3)隣懸魚拝懸魚左右に配置。松、猿、龍などで、拝懸魚の動物と組み合わせの場面を構成することがある。
(4)車板懸魚の内側で舞台柱と破風(はふ)の間を埋める。獅子などが多い。
(5)台木屋形全体を支え、車輪を受ける。ネコともいう。彫刻は水に関連するもの、波、魚などに限られている。
(6)虹梁(こうりょう)四本柱上部に橋渡しされる。二重になっているものも多い。飾り彫刻(龍、唐獅子牡丹など)もある。
(7)擬宝珠(ぎぼし)欄干(勾欄)の要所を固める宝珠飾り付けの柱。宝珠は金具。
(8)肩勢(かたせ)周囲にめぐらした丸材で、文字通り肩を入れて動かす。担い棒ともいう。
(9)コマ車輪のこと。松の輪切りを使用。
(10)挺子(てこ)ブレーキ。コマの前に打ち込み減速する。一般には前挺子2本のみ。

側面

地車側面
各部名称と働き
(11)枡合(ますあい)屋根の下にある彫物のこと。
(12)三枚板小屋根下の屋形三方を囲む板で、豪華な彫物を施してあることが多い。テーマは武者物など。
(13)車軸金属シャフトがほとんどであるが、木軸を残しているものもある。
(14)土呂幕(どろまく)欄干と台木の間を埋める板。透かしなどの彫刻が入る。テーマは武者物が多い。泥幕ともいう。
(15)舞台柱四本柱で大屋根を支える。柱巻きといって柱に彫刻(龍など)を取り付けることもある。
(16)縁葛(えんかずら)欄干を支える土台横木。細かい彫物を施していることもある。要所には飾り金具が打ち付けられている
(17)勾欄(こうらん)擬宝珠を支点に張り巡らされた欄干で、高欄と表記されることもある。土呂幕を囲むように下勾欄が設けられているものもある。
(18)小屋根小屋根下の屋形は神座あるいは拝殿を模したものと思われ、人が乗り込むところではない。大屋根と小屋根の段差の形状は様々である。
(19)大屋根大阪型は泉州型に比べ屋根板が薄く、反りが急である。本来は乗って踊るようにはできていない。大屋根下の屋形は囃子方が乗り込む。
(20)箱棟(はこむね)大屋根の尾根に沿って彫刻を取り付けているものが多い。

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