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西足代の地車(西足代青年会)

2015年11月9日

ページ番号:111

大ぶりな彫物が特徴的な地車

西足代の地車1

 莎草で作った笠を足代と呼び、旧渋川郡の村々で多く生産されていました。このあたりは生産の中心地だったので、西足代という地名が付けられたと言われています。明治22年に巽村の一部となりました。
 その西足代に残る地車は2代目にあたり、各彫師木下舜次郎作「加藤清正の虎退治」「源頼政の鵺退治」「鎮西八郎の大鷲退治」と、三枚板すべてに退治ものがあしらわれています。彫物の一つ一つが大ぶりなうえ、地車のサイズ自体も大きいことが自慢です。
 昭和46年に巽北より購入されたもので、同50年に総洗いし、屋根幅が少し広げられました。平成6年秋には彫刻をほぼそのまま残して、基礎部分を解体大改修しています。

チームワークの良さで地域一体のお祭りを

西足代の地車2



 青年会のメンバーが一致団結するチームワークの良さで、地域と一体になったお祭りをめざしています。

西足代のハッピ




 「コシノアヤコ」デザインによる、白を基調とした都会的なテイストのハッピも西足代のお祭りを特徴づけています。

地車データ
所在地大阪市生野区巽中1-9-21
宮入神社巽神社(大阪市生野区巽南3-17-19)
責任者佐野 洋二
曳行日7月13~15日、10月13~15日
サイズ幅  219cm
長さ 459cm
高さ 345cm
重量 2300kg
制作者猪飼野の大重・木下舜次郎

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