四條の地車(四條青年団)
2019年1月18日
ページ番号:119
大坂型総彫刻地車

四條の地名は条里制における渋川郡四条にちなむとも、楠正長が四條居士と称して、定願寺を創建したことによるともいわれています。
大正10年から地域のシンボルとして愛されてきた先代の地車は、平成16年に東大阪市の長田東地域に売却されました。代わって4代目となる地車は、同年の9月26日に新調・完成し、翌月に開催された「生野まつり」で初お披露目されました。
遠目に見ても四條の地車とわかる個性的な外観に加えて、全体に施されている彫刻は花鳥物を除くすべてを「太閤記」と「大坂冬夏の陣」で統一し随所に見所のある配置となっています。それらを一層引き立てる"総手打ちすかし彫金物"の題材も「宝づくし」というこだわりです。
地域のすべての世代を結びつける地車まつり

新調地車彫刻の最大の特徴は、他の図柄の彫刻との仕切りを無くし、どの角度から見ても一枚の屏風絵のごとくつながって見えるように細工してあることです。
そのように地域の子ども達から年長者まで連帯感のある、そしてこの地車を作り上げた地域の方々の"心意気"を胸に青年団一同祭りの運営に取り組んでおります。 ハッピの柄は青地に黒色の波と波しぶきに見せた四條の牡丹文字、中央に赤の橘が背中に染め抜かれています。

所在地 | 巽南1-11-22 |
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宮入神社 | 巽神社(巽南3-17-19) |
責任者 | 藤原 俊治 |
曳行日 | 7月13~15日、10月13~15日 |
サイズ | 幅 240cm |
長さ 450cm | |
高さ 360cm | |
重量 3000kg | |
制作者 | 大下工務店 |
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