伊賀ヶの地車(伊賀ヶ地車保存会)
2019年1月18日
ページ番号:128
先代地車の一部を残し、新旧の調和を図った彫物

明治22年に巽村の大字となるまで、この地は菅原道真を祀る天神社を祭神とする渋川群伊賀ヶ村でした。 明治38年に購入された先代地車を平成6年に新調する際、伊賀ヶの歴史を見続けてきた先代地車を他所に譲るのは忍びないという声があり、先代の彫物を一部残す形で作成されたのが現行の地車です。平成11年に大改修をおこなって、新旧の彫物の調和が図られました。 伊賀ヶの地車自慢の一品は、眼光も鋭く、たてがみが個性的な獅噛みです。また、屋根での人の動きがスムーズにおこなえるよう工夫されていることも特徴です。
人々のつながりを重視して地元を曳行

お祭の日には、通りの両側に300以上の提灯が飾り付けられるなど、お祭りムードが一気に盛り上がります。 地元の高齢者福祉施設では宮入の様子を再現してお年寄りに喜んでいただくなど、新興住宅地としての性格も有する当地域で、人々のつながりを重視して曳行するよう心がけています。

所在地 | 巽東1-16-5 |
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宮入神社 | 巽神社(巽南3-17-19) |
責任者 | 角谷 安博 |
曳行日 | 7月13~15日、10月13~15日 |
サイズ | 幅 250cm |
長さ 400cm | |
高さ 300cm | |
重量 2500kg | |
制作者 | 大下工務店 |
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