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大友の地車(大友清友会)

2015年11月9日

ページ番号:176

徹底的な改修により、新調時の輝きを保つ

大友の地車1

 大友村の地名の由来は大友の皇子が当地にいたためとも、大伴金村の所領があったためとも言われます。明治22年の小路村の一部となりました。
 現行の地車は、明治34に作られたもので、昭和25、57年の2度にわたる解体修理を経て、平成14年には幕式地車から三枚板地車へと大改修をおこないました。
 台木と土呂幕が大きくなるとともに、地車全体がどっしりとして安定感が出ました。こうした徹底的な改修により、100年前に作成されたにも関わらず新調当時の輝きが維持されています。

地域を結びつける存在となる地車まつり

大友の地車2


 お祭りは地域内のたくさんの人を結びつける大切な存在です。世話役となる大友清友会では、30歳代を中心にして、高校生からお年寄りまで幅広い年齢層で構成されており、曳行時には小・中学生も常時80人ほどが綱を曳きます。
 近年は宮入後の夜10時頃、清見原神社の境内で餅まきもおこなっています。
 平成四年に新調されたハッピは「煉瓦色」を基調に、背中に「大友」の字を大きく染めた個性的なデザインです。

大友のハッピ
地車データ
所在地小路2-24-35(清見原神社境内)
宮入神社清見原神社
責任者吉沢 孝二
曳行日7月31日、8月1日、10月15、16日
サイズ幅  200cm
長さ 436cm
高さ 340cm
重量 2600kg
制作者生玉上汐の大清(平成の修復 池内工務店)

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