ハチにご注意!!
2023年4月25日
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はじめに
ハチは草木の害虫である蛾の幼虫やその他の虫を捕食したり、植物の受粉を助けたりする益虫です。自然界のバランスを保つうえで重要な働きをしている昆虫ですので、できる限りそのままにしてあげましょう。
ハチの特徴について
スズメバチ
スズメバチは、ハチのなかでは最も大きく、巣に近寄るだけで攻撃を仕掛けてくることがあります。4月~11月にかけて、マーブル模様の丸い巣を作ります。巣は1年で使い捨てられ、新女王バチは新たな巣を作ります。
アシナガバチ
アシナガバチは、4月ごろから家の軒下や樹木の枝に巣を作り、巣の形状はシャワーヘッドのような形をしています。スズメバチ同様、巣は1年限りで使い捨てられます。巣に触れたり刺激したりしない限りは、おとなしい昆虫です。
アシナガバチの巣
ハチの巣ができやすい場所
軒下、植え込みの枝など雨、風をしのげる場所に巣を作ります。
ハチに刺されないために
- ハチの巣に近づかないようにしましょう。
- むやみにハチの巣を刺激しないようにしましょう。
- 庭木の剪定の際、ハチの巣がないか注意しましょう。
- 天日干しの洗濯物にハチが紛れ込む場合があるため、取り入れの際には注意しましょう。
ハチの駆除について
大阪市では原則として、ハチ及びハチの巣の駆除を行っておりません。ハチの巣を駆除する場合は、巣のある場所の所有者または管理者自身の責任で行ってください。なお、保健福祉センターでは駆除方法のアドバイスを行っています。
駆除方法(アシナガバチの場合)
- 体の露出が少ない服装で、帽子や手袋等も着用しましょう。
- ハチの活動が鈍る夜間に、市販の殺虫剤またはハチ用スプレーを巣に向かって噴射します。すべてのハチが落下して死んだことを確認してから、ハチの巣を棒等で取り除いて下さい。
- ただし、危険と感じた場合には駆除をやめ、専門駆除業者(有料)に依頼しましょう。
ハチに刺された場合は?
応急処置
- 傷口から毒を強くしぼり出しましょう。針が残っている場合は、ピンセット等で抜きましょう。
- 傷口を流水で洗いましょう。
- 刺された箇所が、かゆみや発赤などの炎症を起こしている場合は、抗ヒスタミン薬が配合された軟膏を塗りましょう。
- 傷口を氷などで冷やしましょう。
症状が改善しない場合
しばらく様子をみて症状が改善しない場合、又は、次のような場合は速やかに医師の診察を受けましょう。
- アレルギー体質及びその恐れがある人、
- 発疹、発熱、めまい、動機、呼吸困難、全身むくみ、吐き気などの症状がある場合
- 刺された部位が数か所ある場合
- 目に毒が入った場合
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