ページの先頭です

大阪市環境白書(平成29年度版)

2017年12月13日

ページ番号:417789

「大阪市環境白書(平成29年度版)の概要」

この大阪市環境白書は、大阪市環境基本条例第9条に基づく平成28年度の環境の状況、環境の保全及び創造に関する施策並びにその実施状況を明らかにした年次報告です。
また、環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律(平成16年法律第77号:環境配慮促進法)第7条に基づく環境配慮等の状況を公表するものです。

第1章 大阪市環境基本計画

本市では環境施策を取り巻く状況を踏まえたうえで、地域が持つポテンシャルを活かした今後の環境施策の方向性を示す必要があるという認識から、平成23年3月に「おおさか環境ビジョン」を策定するとともに、環境基本条例の理念の実現をめざし、ビジョンを反映した新たな「大阪市環境基本計画」を策定しました。

計画の期間

2011年度(平成23年度)から2020年度(平成32年度)までの10年間

環境基本計画のめざすもの

「低炭素社会の構築」、「循環型社会の形成」、「快適な都市環境の確保」の3つを今後の環境政策の柱とし、「すべての主体の参加と協働」のもとで施策を進め、持続可能な大都市のモデルとなる「環境先進都市大阪」の実現をめざします。

計画の目標

  • 低炭素社会の構築
    市域の温室効果ガス総排出量を2020年度(平成32年度)までに1990年度(平成2年度)比で25パーセント以上削減する。
    さらに、2050年度に向けて80パーセント削減する。
    〔2017年(平成29年)3月に地球温暖化対策実行計画を改定し、国の温室効果ガス削減目標(2030年度(平成42年度)に2013年度(平成25年度)比26パーセント削減)を上回る、30パーセントの削減目標を設定〕
  • 循環型社会の形成
    市域のごみ処理量を110万トンとする目標を早期に達成するとともに、100万トン以下とする新たな目標を設定する。
    〔ごみ処理100万トン以下とする目標を2014年度(平成26年度)に達成し、一般廃棄物処理基本計画における新たな目標として2025年度(平成37年度)のごみ処理量84万トンを設定〕
  • 快適な都市環境の確保
    「大阪市緑の基本計画」の目標を達成する。
    年平均気温及び熱帯夜日数を現状以下にする。
    環境基準などを100パーセント達成する。
    〔2015年(平成27年)3月におおさかヒートアイランド対策推進計画を策定し、地球温暖化の影響を除外した熱帯夜日数を2000年(平成12年)より3割減らす目標を設定〕

(注)〔〕内は最新の分野別計画の目標

第2章 各種環境施策

第1節 低炭素社会の構築

市民・事業者との連携による地球温暖化対策により、排出量の削減が進み、平成27年度の市域の温室効果ガス総排出量は、平成2年度比で約10パーセント減となっています。
大阪市では、建築物などで省エネルギー・省CO2(二酸化炭素)技術の導入や再生可能エネルギーなどの活用等を進め、環境と経済が両立した持続可能な社会づくりを進める視点に立って、環境・エネルギー関連産業の活性化や低炭素社会の構築に向けて取組みを進めています。

  1. 市域における取組み
  2. 大阪市役所における取組み

第2節 循環型社会の形成

平成28年度のごみ処理量は、前年度から2万トンの減量となる90万トンとなっています。大阪市では、平成28年3月に「一般廃棄物処理基本計画」を改定し、新たに減量目標を設定した、「平成37年度のごみ処理量84万トン」の達成に向け、今後もさらなるごみ減量の取組みを進めます。

  1. 一般廃棄物対策
  2. 産業廃棄物対策

第3節 快適な都市環境の確保

大阪市では、これまでも大気汚染や水質汚濁などの環境汚染対策やヒートアイランド対策、緑化の推進など快適な環境づくりに関する施策を進め、市域の環境は大きく改善するなどの成果を上げてきました。今後もこうした施策とともに、風・水・緑などの活用により、水都再生と自然共生社会をめざしていくことにしています。

  1. 都市環境の創造(緑・水辺空間・まちの美化啓発活動)
  2. 生物多様性の保全
  3. ヒートアイランド対策
  4. 都市環境の保全と改善(大気環境・水環境・地盤環境・化学物質・騒音・振動など)

第3章 すべての主体の参加と協働

第1節 すべての主体の参加と協働

「低炭素社会の構築」「循環型社会の形成」「快適な都市環境の確保」の実現には、市民・事業者・行政・NPO等が各々の役割に応じ、問題解決に向けた行動を実践することが必要です。そのため、すべての主体が環境問題について関心を持ち、正しく理解し、意識を高めること、環境問題の解決に向けた行動を実践することをめざした取組みを進めています。

  1. 環境教育・啓発の推進
  2. すべての主体による環境保全・創造行動の展開
  3. 環境配慮の推進
  4. 環境をとおした広域連携・国際協力

第2節 大阪市の率先行動

大阪市は、市が行う事務事業により市域の温室効果ガス総排出量の約6パーセントを排出する事業者であることから、市民・事業者に率先して環境に配慮した取組みを進めています。

第4章 環境施策の進捗状況

環境基本計画の推進にあたり、効果的に環境施策を進めるため、施策の進捗状況を把握し、評価を行っています。

大阪市環境白書(平成29年度版)

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

資料編

Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)別ウィンドウで開く
PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。

関連リンク

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない

このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市 環境局総務部企画課企画グループ

住所:〒545-8550 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目5番1号(あべのルシアス13階)

電話:06-6630-3212

ファックス:06-6630-3580

メール送信フォーム