新幹線鉄道騒音・振動について
2024年8月5日
ページ番号:490932
大阪市における新幹線鉄道騒音・振動調査
大阪市では、市内を走行する山陽新幹線及び東海道新幹線の沿線3地点において毎年調査を実施し、新幹線鉄道騒音の環境基準達成状況の把握を行い、併せて振動測定も行っています。
調査地点
東海道新幹線
1.東淀川区北江口4丁目:市域最東端に位置し、列車速度が最速となるため、騒音が大きくなりやすい。
山陽新幹線
2.淀川区加島1丁目:軌道が市域最大の曲線であるため騒音が大きくなりやすい。
3.淀川区加島4丁目:市域最西端に位置し、列車速度が最速となるため、騒音が大きくなりやすい。
調査結果
- 令和6年度は3地点で環境基準を達成していました。(環境基準値は70デシベル以下)
番号 | 調査地点 | 調査日 | 測定位置 | 平均車両速度 | 騒音レベル | 騒音の環境基準値 | 振動レベル | 振動の指針値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北江口4丁目 | 5月24日 | 上り側 | 171km/h | 69 | 70以下 | 61 | 70以下 |
2 | 加島1丁目 | 5月22日 | 上り側 | 110km/h | 70 | 70以下 | 46 | 70以下 |
3 | 加島4丁目 | 5月23日 | 上り側 | 135km/h | 69 | 70以下 | 52 | 70以下 |
- 騒音は「新幹線鉄道騒音に係る環境基準について」(昭和50年環境庁告示46号及び昭和50年10月3日付け環大特100号)に定める測定・評価方法に基づき、連続して通過する20本の列車について、列車ごとの最大騒音レベルを測定し、上位半数をパワー平均した。
- 振動は「環境保全上緊急を要する新幹線鉄道振動対策について(勧告)」(昭和51年3月12日付け環大特32号)に定める測定方法に基づき、連続して通過する20本の列車について、列車通過時の振動レベル最大値を測定し、上位半数を算術平均した。
- 車両速度は最大騒音レベルが上位半数の列車について、その速度データを算術平均した。
番号 | 調査地点 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
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1 | 北江口4丁目 | 69 | 67 | 71 | 70 | 76 | 69 |
2 | 加島1丁目 | 70 | 68 | 70 | 68 | 69 | 70 |
3 | 加島4丁目 | 70 | 65 | 65 | 65 | 66 | 69 |
番号 | 調査地点 | 令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 北江口4丁目 | 61 | 59 | 59 | 59 | 60 | 61 |
2 | 加島1丁目 | 46 | 46 | 45 | 44 | 44 | 46 |
3 | 加島4丁目 | 53 | 52 | 51 | 51 | 52 | 52 |
参考
- 新幹線鉄道騒音に係る環境基準について(環境省)
- 環境保全上緊急を要する新幹線鉄道振動対策について(勧告)(環境省)
- 新幹線鉄道騒音について(大阪府)
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 環境局環境管理部環境規制課交通騒音振動対策グループ
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルO’s棟南館5階
電話:06-6615-7941
ファックス:06-6615-7949