ごみ収集車両のドライブレコーダー映像活用事業
2024年8月14日
ページ番号:608609
概要(説明)
ごみ収集業務において、さらなる交通事故防止や収集業務の効率化に向けて、ごみ収集車両の運行状況の管理を目的として運用している「ごみ収集車両運行管理システム」(以下「運行管理システム」という。)について、令和6(2024)年度より機能拡充(位置情報の精度向上及びドライブレコーダー映像のリアルタイムでの取得)を図ります。
運行管理システムの機能を拡充することにより、生活道路の隅々まで走行しているごみ収集車両のドライブレコーダー映像データを、ごみの収集状況の確認や道路・街路樹の管理及び火災等災害発生前の状況の把握等での利活用にあたっての検証を進めていきます。加えて、この映像データを利活用できる業務の拡充に取組む等、市民サービスの向上や安全・安心のまちの実現に寄与していきます。
発端(きっかけ)は何?
本市では、ごみ収集車両に車載器を搭載し、日々のごみ収集車両の現在地情報・軌跡・運転状況などの情報を活用して、機材配置の見直しや作業管理の徹底を行うことで、更なる効率化を図るとともに、危険な運転状況を確認し交通事故削減に取り組むため、運行管理システムを平成30(2018)年度から運用しています。
現在の運行管理システムについては、家庭系ごみ収集輸送業務の管理に特化したものとなっていますが、ごみ収集車両が収集業務を行うため、市内の生活道路の隅々まで走行していることから、当該車両に搭載したドライブレコーダーで記録された映像と精緻なGPSの位置情報とを組み合わせることが実現できれば、防犯・防災といった危機管理やインフラ整備等に活用できる可能性が高いことから、そのような業務に活用することができないか検討を行ってきました。
そのような中、令和6(2024)年度から本システムの更新を迎えるにあたり、「Re-Designおおさか ~大阪市DX戦略の基本的な考え方~」のデータやデジタル技術を活用した安全・安心に暮らせるまちの実現をめざすため、ごみ収集車両のドライブレコーダー映像をリアルタイムに取得・確認できる機能や位置情報の精度を向上させるなどの拡充を図ることによって、当局における運用に加え、建設局及び消防局において、道路・街路樹の維持管理や火災発生状況の確認及び調査等、市民のくらしの安心や安全を守る日常的な取り組みに活用していくこととしました。
寄せられたご意見
特にご意見は寄せられておりません。
今後の予定は?
令和6(2024)年度からのシステム本格運用にあわせて、他事業への活用策の検討も行います。
どこまで進んでいるのか?
これまでの経過
- 令和5年5月
次期運行管理システムサービス提供業務委託業者決定(総合評価落札方式)
- 令和5年6月
・委託業者との契約締結及びシステム開発に向けたスケジュール調整
・関係部局(環境局・建設局・消防局)において、システムの機能の詳細設計に関する意見交換を実施
- 令和5年7月
システム開発の着手 - 令和6年4月~
システム運用開始
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