大阪市は電子調達システムを刷新します
2025年10月20日
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第2報(令和7年10月20日掲載)
大阪市電子調達システム(以下「現行システム」)を刷新し、令和8年7月より『調達・契約システム』 (以下「新システム」)のサービスを開始します。
新システムのサービスは、令和8年7月以降に公開する案件から取扱いを開始し、資格審査から入札、契約、検査・請求までのプロセスをワンストップでデジタル処理が可能となります。
今回は、現行システムから新システムに移行するにあたり、利用環境が変わるため、この点について、お知らせさせていただきます。
新システムではGビズIDを利用します
ICカードを不要とし利用者の負担軽減を図ります
現行システムでは電子入札する際等に必要な電子署名をICカードを利用して行っていましたが、新システムでは、国が整備するGビズIDを利用し利用者認証、電子入札や電子契約時の電子署名を行うことができることとなります。GビズIDは国に申請することで無料で発行できるアカウントです。
GビズIDは、デジタル庁発行の事業者向けIDで、すべての事業者を対象とした共通認証システムです。アカウントを作成すると、複数の行政サービスにログインでき業務上の電子届出や申請に使用できます。
GビズIDの種類(利用できるアカウント)

GビズIDの種類
ログイン後にできること
新システムで公開している情報について、一般的に公開される入札情報等はどなたでも閲覧できます。案件の詳細情報や設計図書の閲覧等は、プライムまたはメンバーアカウントでログインすることで可能となります。
また、メンバーアカウントであってもプライムアカウントから代理人の設定を新システム側の登録において手続きすることで、電子入札が可能となります。

新システム利用範囲
現在利用しているICカードの取扱いについて
現行システムは、令和8年6月30日までに公告を行った案件等について、現行システムが終了する令和8年9月30日までに電子入札を行うため、ICカードについては、必要に応じて利用更新手続きをお願いいたします。

認証方法等の切替スケジュール
有資格者名簿の取扱いについて
有資格者名簿は新システムに引き継ぎます
令和8年7月に現行システムで公開している入札参加有資格者名簿情報を新システムに引き継ぎます。
引き継ぎにあたっては、大阪府及び大阪市への入札参加資格審査申請を改めて行う必要はありません。引き継ぎ後は、新システム側で有資格者名簿の情報を更新していきます。
承認番号が変わります
工事、物品・委託、コンサル名簿ごとに承認番号を付番しておりましたが、新システムにおいては、1事業者、1承認番号として管理するため、承認番号を1本化します。新承認番号は、現在利用している承認番号(6桁)の頭に1を追加した7桁の番号とします。
なお、工事、物品・委託の名簿登録者や物品・委託、コンサルの名簿登録者については、以下のとおり整理させていただきます。

承認番号の新付番ルール
入札参加資格審査申請(随時)の運用を変更します(月1回→月2回)
現在の随時申請は月次での受付としておりましたが、令和8年7月以降、2週間ごとの申請受付に変更いたします。手続きの方法等の詳細については改めてお知らせいたします。

運用のイメージ
第1報(令和7年3月28日掲載)
令和8年7月、大阪市の電子調達システムは『調達・契約システム』として生まれ変わります。
『調達・契約システム』は、インターネット経由で利用可能なクラウドサービスで、資格審査から入札、契約、検査・請求までのプロセスをワンストップでデジタル完結させることを可能とし、作業負担の軽減や業務の効率化を実現します。
大きく変わる点
電子契約を導入します
電子契約とは、紙の契約書に署名・押印することに替え、発注者と受注者が契約書の文面を記録した電子データに電子署名して契約を締結するものです。
これにより、紙の契約書と同等の法的効力を持つ安全な契約が可能となります。

電子契約のイメージ
契約はオンラインで
発注者が契約書をアップロードし、受注者が承認手続きを行った後、発注者が承認することで契約を結ぶことができます。
書類はペーパーレス
契約書書類は、送受信することとなり、書面での提出が不要になります。
印紙が不要
電子契約の場合、印紙税が不要になりコスト削減につながります。
電子入札にICカードを不要とします
ICカード・カードリーダーの購入が不要
システムのログインや調達情報の閲覧、入札、電子署名。すべての操作にICカードが不要です。

GビズIDで本人性を担保
ICカードに変わり、国が整備するGビズIDを活用することで、セキュリティを確保します。
システムで取り扱う案件を拡大します
すべての部局の案件をシステムで
これまでシステムで取り扱っていなかった区役所や部局の案件についてもシステムで取り扱います。
比較見積やプロポーザルもシステムで
これまで大阪市ホームページで公告していた比較見積、プロポーザル、総合評価一般競争入札など幅広い案件をシステムで取り扱います。
主な機能の概要
公共工事および物品・役務の調達における、資格審査から入札、契約、検査・請求まで、ひとつのシステム上で完結させることが可能となります。

今後の予定について
『調達・契約システム』は令和8年7月1日から利用を開始します。なお、現行の電子調達システムは、9月30日をもって運用を終了します。

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このページの作成者・問合せ先
大阪市 契約管財局契約部制度課
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ファックス:06-6484-7990






