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令和7年度 第209回 大阪市入札等監視委員会(会議の概要)

2025年10月1日

ページ番号:674940

開催日時

令和8年2月24日(火曜日) 14時から15時まで

開催場所

大阪市契約管財局会議室

出席委員

森本浩久委員長、森山浩江委員長代理、荒井敬介委員、藤井安子委員

議題及び議事要旨

⑴ 議題 令和7年10月分~令和7年12月分の契約状況について

ア 議事要旨

【審議1】令和7年度 道路区域明示図等電子化業務委託

事務局より説明の上、審議を行った。

委員:昨年度の落札率が53.3%であり、今年度は22.9%である。つまり、昨年度の落札価格は予定価格の約半分となるが、昨年度と今年度の予定価格を1件当たりの単価で比較すると差はほとんど無い。他方、作業点数が1.5倍程度に増加しており、予定価格自体は上昇している。民間の感覚からすると、昨年の落札実績に基づいて単価を見直す等して、予定価格をもう少し低下させることを検討するのではないかと考えるがどうか。また、入札結果を確認すると、昨年度に引き続き、今年度も入札参加者間で1件当たりの単価に金額差が発生している。仕様書の解釈が入札参加者間で相違することが原因なのであれば、仕様書の内容に問題がなかったのか検討する必要があると考えるがどうか。

建設局(以下「建設」という。):まず、予定価格の1件当たりの単価であるが、今年度と昨年度を比較するとやや低下している。見積りについても、前年度と比べると低下していると認識しており、それらに基づいて今回の予定価格を設定した。仕様書については、昨年度から一定の見直しは実施しているが、指摘のとおり、解釈が相違するような部分や、わかりにくい部分が無いかを検証し、次年度の発注に活かしていきたいと考えている。

委員:単価がやや低下しているという見解だが、予定価格はほとんど下がっていない認識である。行政の考え方を推察するに、前年度から急に予定価格を下げると、前年度の予定価格が高すぎたと受け取られる可能性があるため、前例踏襲して、予定価格をわずかに低下させたのではないか。そういった推測を踏まえると、適正な予定価格であったか、疑問に思う部分はある。

建設:始まって2年目の業務委託であり、特に、初年度は、入札結果等を次年度に活かすという性質の業務であった。指摘のとおり、今年度の予定価格は若干低下したが、昨年度とほとんど変わらないという意見もあろうかと思う。ただ、急な価格の変動があると、前年度の予定価格の妥当性をどう評価すべきかという観点にも配慮しなければならず、そういった点も考慮し、今回の予定価格を採用した。

委員:結果として落札率が低くなり、低価格で契約ができている訳であるが、予定価格の考え方として、それで良いのかということは検討されたい。前例踏襲についても、変えなければいけないことは変えていってもらいたい。

建設:承知した。

委員:履行実績については、今のところ問題が無いとのこと。一方で、予定価格が適正なのであれば、その額よりも相当安い金額で落札されていることは様々な懸念を生む。仮に、予定価格が適正ということであれば、見えないところで品質が落ちている、本来実施すべき工程が欠けているといった事象の発生が懸念される。業務のモニタリングを実施していると思うが、落札率が低いことを踏まえて、通常より厳格に、あるいは高頻度にモニタリングを実施するなど、別途監視体制を敷いているのか。

建設:指摘のとおり、著しい低落札率であり、一番心配した部分は品質の部分であったが、今のところ誠実に業務を行っており、履行に関する問題は無いと考えている。また、著しい低落札率であったことに鑑み、逐一モニタリングを実施しているところではあるが、結果として、特に問題なく業務を実施してもらっている。

委員:引き続きモニタリングをお願いしたい。

建設:承知した。

委員:低落札率であったため、モニタリングを強化しているとのことだが、入札者によって、入札金額に相当の違いがあることに着目している。金額が高い入札者と低い入札者では、実際に業務を履行する際の作業が異なる可能性があるのではないか。仕様書の解釈ができる限り分かれないようにする必要があると考えており、この点について、次回以降の発注で検討していくということだが、具体的にどのあたりを検討する必要があると考えているのか。

建設:検討の余地がある部分は、マスキングの部分が挙げられる。具体的に、どの個人情報を消して、どのあたりまでオープンにするのかという基準を明確にする余地があるのではないかと考えている。特に、個人情報は重要なものであるので、明確さと厳格さが求められ、来年度以降の検討材料にしたい。

委員:本業務は、紙媒体を電子データ化するものだが、事業者によって紙媒体の想定が異なると、入札価格に差異が生じるのではないかと考える。対象の紙媒体について、どういう提示方法を取っているのか。また、今後どのようにする予定であるのか。

建設:今回、道路区域明示図を対象としており、内容は限定的である。電子化する図面も数種類あって、A1サイズ等の図面もあるものの、中身は同種であり、マスキングの対象もほぼ同じである。個人情報の点は、次年度以降の検討材料とさせていただくが、図面そのものは、パターン化されており、また、現在の仕様書でもサンプルを提示しており、入札者もパターンを大体把握できるものと考えている。

委員:今回の業務は、生成AIを活用すると、短時間で実施できる業務が含まれている様に思う。生成AIをどの程度活用し、どの程度作業時間を短縮するかによって、入札価格に差異が出てくるのではないか。特記仕様書として、生成AIに関する内容が含まれており、その内容を勘案し、入札金額を決定することになると考える。様々な禁止事項等が記載されているが、解釈次第で生成AIがどこまで活用できるのか、場合によっては、かなりの業務において活用することもありうると考えられる。最終的な成果物の質には影響を及ぼさないが、実際は生成AIが多用されているというリスクは無いか。とりわけ、個人情報を扱う業務ということもあり、何らかのデータを公開するわけではないにしても、意図せず個人情報が流出するようなことがありうると考えている。想像以上に変化が激しい分野でもあり、今後の対応も含めて検討していることはあるか。

建設:難しい問題。確かに、AIを活用すれば便利になる反面、リスクがあると考えている。我々も学んでいく必要があると考えている。次年度以降においては、AIに関するリスクも考えて仕様書を作成できればと思う。

委員:AIについては、非常に難しいところがある。今後の状況に合わせて、大阪市全体でどのような方針を策定するのかという問題でもあるように思われるが、検討を重ねて頂きたい。

建設:相当頻度でチェックを行っている監督職員が、いかにそのあたりをチェックするかということも大切と考えている。その様なチェック体制も含めて、しっかりと構築していきたい。

委員:承知した。AIの件について、受注者とのやり取りは今回は行っていないのか。

建設:今のところはない。

委員:了解した。

イ 委員長からの指摘・意見

業務委託契約の仕様書の作成に当たっては、公平性や競争性等に配慮しながら、様々な業務内容に応じた具体的な内容を記載する必要があり、難易度の高い業務であることは、委員長の立場として、審議を重ね、重々理解している。本業務も2年目ということだが、特に、過去の実績が少ない業務については、試行錯誤を行いながら取り組まれていると考えている。発注の過程で得られる様々な経験、判断基準等々の情報が非常に価値あるものになると思われ、事業に活かしていくべきものであると考える。本件については、委員から指摘があった様に、仕様書の解釈については、事業者ごとに相当の差異が生じている可能性もあると考える。改めて事業者のヒアリング等を実施するなどして、本件で得られた経験則を今後活かしてもらいながら、次年度の発注を行うことで、より公正性や競争性等が確保された入札契約事務に近づくものと考える。委員からの指摘にもあったように、少なくとも漫然と前年の仕様内容を用いることがないように、適宜、検討・見直しを実施するようにお願いする。

⑵ 【報告1】令和6年度 指定管理関連審議案件の公募結果について

事務局より資料に基づき報告を行った。

⑶ 【報告2】令和6年度 個別審議案件に係る対応状況報告

事務局より資料に基づき報告を行った。

⑷ 【報告3】競争入札参加停止措置及び資格運用状況総括表(令和7年10月~令和7年12月)について

事務局より資料に基づき報告を行った。

⑸ 【報告4】談合情報等対応状況(令和7年10月~令和7年12月)について

事務局より資料に基づき報告を行った。

会議資料

次第・審議案件資料

別冊(別冊については公表しない。)

契約状況表

会議資料

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