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平成23年度、大阪市とミラノ市は姉妹都市提携30周年を迎えました!

2024年4月12日

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 大阪市とミラノ市は、昭和56年(198168日)に姉妹都市提携を行い、以来、経済、文化、スポーツ、学術交流など様々な分野において活発な交流を進めてきました。本年は、姉妹都市提携30周年を記念して、大阪とミラノ、大阪とイタリアとの交流に取り組んでおられる市民団体等を中心に様々なイベントが実施されました。

大阪とミラノにおける主な記念事業

大阪における主な記念事業

  ・ミラノ風イタリア料理講習会

  ・イタリア デ・アゴスティーニ家地図展

  ・国際シンポジウム 「イタリアデザインの歴史」

  ・相愛オーケストラ第57回定期演奏会 「オペラ公演 フィガロの結婚」

 

ミラノ風イタリア料理講習会 平成23年2月19日(土)

 大阪市とミラノ市が姉妹都市提携30周年記念プレイベントとして、大阪市中央卸売市場において、ミラノ風イタリア料理講習会が開催されました。抽選で選ばれた40名の市民の方が参加されました。参加者は午前9時から市場を見学し、その後16階の料理教室において、ミラノ風イタリア料理講習会に参加しました。

 料理講習会の冒頭で、大阪市政策企画室の西宇理事から主催者挨拶、続いてイタリア文化会館-大阪のロマーニ館長より日本語で挨拶がありました。その後、大阪あべの辻調理技術研究所イタリア料理教授の瀬口智博先生による、ユーモアたっぷりの料理講習会が始まりました。最後の試食会では、参加者全員でつくった「ブルスケッタの盛り合わせ」、「ミラノ風オッソブーコ」、「かぼちゃのプリン」を美味しくいただきながら、イタリア文化会館の中井講師によるミニ・ミラノ講習会が行われ、充実したプログラムとなりました。


市場見学


大阪あべの辻調理技術研究所 瀬口先生による講習会


料理講習会の模様


イタリア文化会館 中井講師によるミニ・ミラノ講座

イタリア デ・アゴズティーニ家地図展

 平成23年度は、大阪市とミラノ市の姉妹都市提携30周年を祝い市民団体を中心に様々な記念行事が開催されます。そのオープニングイベントとして大阪市役所本庁1階玄関ホールにおいて「イタリア デ・アゴスティーニ家地図展」が44日(月)から22日(金)まで開催されました。

 このイベントは、イタリア文化会館-大阪とデ・アゴスティーニ家の協力で実現したもので、デ・アゴスティーニ家が所有する貴重な古地図の復刻版が日本ではじめて展示されました。

44日の開催セレモニーには、地図原画を所有され、イタリアで民間企業として初めて地図製作をおこなったデ・アゴスティーニ社創設者の孫で、地理学者、歴史学者であるジョバンニ・デ・アゴスティーニ氏が参加されました。大阪市政策企画室西宇理事、イタリア文化会館-大阪ロマーニ館長、デ・アゴスティーニ氏の挨拶の後には、ミラノのヴェルディ音楽院と姉妹校である相愛大学音楽部の弦楽四重奏団が、イタリアやミラノに縁のある「マドリガル」、「椿姫の乾杯の歌」、「カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲」等を演奏され、市役所を訪れた多くの市民の方々が美しい演奏に酔いしれました。また、展示されたミラノやロンバルディア州、日本の古地図を含むめずらしいパネルに熱心に魅入っていました。


地図展と開催セレモニー


挨拶されるデ・アゴズティーニ氏


相愛大学音学部四重奏団

国際シンポジウム 「イタリアデザインの歴史」

912日(月)大阪市中央公会堂大集会室において御堂筋デザインストリート2011国際シンポジウム「イタリアデザインの歴史」が開催されました。冒頭に、ジュリアーノ・ピサピア市長からの祝辞が紹介されたあと、半世紀にわたって世界のデザイン界をリードし、大きな影響を与え続けた初期のdomus誌の編集長を務めたチェーザレ・カザーティ氏をミラノからお迎えして、イタリアデザインの歴史についてお話いただきました。そして、国際的に活躍されている大阪出身のデザイナー喜多俊之氏も加わり、イタリアのインテリアやデザイン事情についてお話いただくとともに、マリオ・アンドレア・ヴァッターニ在大阪イタリア総領事やルイジ・ロマーニイタリア文化会館館長を壇上に招いての楽しいトークに聴衆は熱心に聞き入りました。当日は、ミラノのブレラ国立芸術高等学校と姉妹校交流をしている大阪市立工芸高校からも17名の生徒が出席し、熱心にメモをとっていました。


ゲストスピーカーのチェーザレ・カザーティー氏、喜多俊之氏、イタリア総領事マリオ・バッターニ氏と大阪市立工芸高校の生徒たち

相愛オーケストラ第57回定期演奏会 「オペラ公演 フィガロの結婚」

平成24年3月4日(日)、大阪国際交流センター大ホールにおいて、相愛オーケストラ第57回定期演奏会「オペラ公演フィガロの結婚」を開催しました。このコンサートは、大阪市、大阪・ミラノ姉妹都市提携事業実行委員会と、2005年にミラノにあるヴェルディ音楽院と学術協定を結び、同校との活発な交流を続けておられる相愛大学が共催し、指揮者のパオロ・ベッローリ氏と伯爵役のロレンツォ・バッタジョン氏をミラノ市からお招きして大阪・ミラノ姉妹都市提携30周年記念事業の一環として上演されました。

本演奏会に観覧希望者を150名公募したところ、約1200人の方々からご応募を頂きました。

イタリア語上演ですが、わかりやすい日本語字幕解説付きで、オペラ初心者にも大変楽しめる工夫がなされ、テンポの速いストーリー展開に、埋め尽くされた会場からは時折楽しそうな笑い声が漏れるなど周年事業にふさわしい催しとなりました。

フィガロの結婚 第4幕

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大阪市 経済戦略局立地交流推進部国際担当都市間交流担当

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