イノベーションが生まれる環境の実現に向け、大阪発のファンドが誕生しました
2019年4月1日
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イノベーションが生まれる環境の実現に向け、大阪発のファンドが誕生しました
大阪市は、公募により選定したハックベンチャーズ株式会社を無限責任組合員とする「ハック大阪投資事業有限責任組合」(以下、「本組合」という。)に対し、有限責任組合員として組合契約を締結し、大阪市出資分として5億円を出資しました。
大阪市では、平成25年4月に「大阪イノベーションハブ」をグランフロント大阪ナレッジキャピタル内に開設し、イノベーションの創出を支援する様々な取組を実施しております。
本組合への出資は、これらの取組との相乗効果を生み出すものであり、大阪で革新的なビジネスが次々と生まれる生態系モデル(イノベーションエコシステム)の強化に大きく貢献するものと考えております。
なお、本組合は、大阪市出資分を含め総額48億円の規模となります。
※無限責任組合員とは、組合の業務を執行し、組合の債務に対して無限責任を負う組合員のことです。
※有限責任組合員とは、組合の業務を執行できないかわりに、組合の債務に対して出資額を限度に責任を負う組合員のことです。
ファンドの概要
1 目的
- 米国シリコンバレー等から数多く生まれている先進的かつ革新的なビジネスモデルと大阪や関西に蓄積された技術や事業ノウハウを組み合わせることにより、新しい事業を創出する。
- 投資活動を通じて、大阪や関西の革新的な人材、チャレンジする人材、次世代のベンチャーキャピタルを引っ張る人材を発掘し、育成する。
2.組合名
ハック大阪投資事業有限責任組合
3.ファンド総額
48億円
4.無限責任組合員(運営事業者・出資者)
5.有限責任組合員(出資者)
- 株式会社みずほ銀行
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社三菱東京UFJ銀行
- 積水ハウス株式会社
- 阪急電鉄株式会社
- 日立造船株式会社
- Mistletoe株式会社
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構
- 大阪市
6.ファンド存続期間
平成36年12月31日までの約10年間(最大2年間、延長する場合があります)
7.投資対象
先進的なITにより変革される新産業成長領域(住宅、自動車、医療、健康管理、商取引など)
例)住宅のセキュリティー、自動車の自動運転、医療の集約や効率化など
ファンドのスキーム図
イノベーションエコシステムの実現に向けた取組
- 大阪市では、米国シリコンバレーのように、起業家、起業家と連携したい大企業、起業家を支援したいメンター、起業家に資金提供したい投資家等が相互につながって革新的なビジネスが次々と生まれる状態(イノベーションエコシステム)の実現をめざしています。
- そのため、平成25年4月にグランフロント大阪ナレッジキャピタルに、「大阪イノベーションハブ」を開設し、平成25年度から平成26年度までの2年間で約380件のイベントを実施しました。また、起業家、大企業、メンター、投資家等に出会いの場を提供し、約25,000人をつなぐことでプロジェクトを創出してきました。
- 「グローバルイノベーションファンド」は、脆弱な大阪の資金供給機能を充実させ、「イノベーションエコシステム」の強化に貢献するものと考えています。
本件に関する問合せ先
〔イノベーションエコシステムの実現に向けた取組に関すること〕
経済戦略局産業振興部イノベーション課 06-6615-3015
〔ファンドに関すること〕
経済戦略局産業振興部企業支援課(資金支援担当) 06-6264-9842
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このページの作成者・問合せ先
大阪市経済戦略局産業振興部企業支援課資金支援担当
住所: 〒541‐0053 大阪市中央区本町1‐4‐5 大阪産業創造館12階
電話: 06‐6264-9842 ファックス: 06‐6262-1487