万博を契機としたものづくり中小企業の技術開発支援事業(Beyond5G)
2024年8月28日
ページ番号:609832

概要(説明)
大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の具現化に向けた成長分野の技術開発の加速、万博における新しい技術の実証、万博への中小企業の参画を目的に、未来のデータ社会を支える「Beyond5G」に関連する市内中小企業の技術力の強化、ビジネスチャンスの拡大に向けた取組を行います。

発端(きっかけ)は何?
万博の成功や万博を大阪の成長・発展の起爆剤とするための産業振興施策(万博への中小企業の参画)についての府市の取組の方向性が「万博推進本部会議・産業振興部会」において示されました。
現在、国では「Society5.0」を支える「データ主導社会」の実現に向け、万博をマイルストーンとした通信インフラ整備や通信技術の研究開発の促進に取組んでいます。(『Beyond5G推進戦略』)
一方、新たな素材開発については、資金面や開発にかかるノウハウ、必要な機材が無いなどの課題から中小企業が参入しにくい状況にあります。
こうした状況を踏まえ、「産業振興部会」で示された方向性に沿って、大阪の資源(大阪産業技術研究所・大阪産業局・大阪市内に集積する化学分野の中小企業群)を活用し、これからのデータ主導社会を支える「Beyond5G」関連素材の開発にかかる市内中小企業の参入を促し、万博での新しい技術(新しい素材)の実証をめざした研究開発を加速させ、万博後のビジネスチャンスの拡大に向けた取組を行います。
寄せられたご意見
特にありません。

今後の予定は?
令和6年度
- 基板材料、シールド材料として利用するための作成技術の確立
- 基板材料のプロトタイプ(候補品)の作製
- (地独)大阪産業技術研究所森之宮センター先進電子材料評価センター内に、測定システムをさらに拡充
令和7年度
- 製品化に向けた最適化
- プロトタイプの絞り込みと最適化により試作品(エンドユーザーの要望に合わせたカスタマイズ)を作製)
- 万博(大阪パビリオン等)での展示
令和8年度
- 新たな製品・サービス等への用途開発(大阪産業局と連携しサポート)

どこまで進んでいるのか?

これまでの経過
令和5年度
- 令和5年3月27日~令和5年5月12日 万博を契機としたものづくり中小企業の技術開発支援事業(Beyond5G)の対象事業を募集
- 令和5年5月31日 対象事業者を5社選定し、以降基礎となる原材料の探索と選定を実施
- 令和5年12月 (地独)大阪産業技術研究所森之宮センター先進電子材料評価センター内に、公設試としては全国で初めてBeyond5G材料開発用1~170GHz誘電動特性評価システムを設置
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このページの作成者・問合せ先
大阪市 経済戦略局産業振興部産業振興課産業振興担当
住所:〒559-0034大阪市住之江区南港北2‐1‐10 ATCビル オズ棟南館4階
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ファックス:06‐6614‐0190