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「空飛ぶクルマ」会場外ポート事業者募集に係るプロポーザル方式による選定結果について

2024年2月5日

ページ番号:618389

 大阪市では、大阪港地区(中央突堤)において「空飛ぶクルマ」会場外ポートの整備及び維持管理・運営を行う事業者を公募型プロポーザル方式により募集(令和598日報道発表済み)し、令和6年1月26日(金曜日)に、応募事業者からの提案内容について、有識者会議による審査を経て、次のとおり事業予定者を決定しましたので、お知らせします。
 今後、事業予定者との間で土地等の使用許可等の手続きを行うとともに、提案内容に基づく協定書を締結した後、事業予定者による事業の実施を予定しています。

1 事業予定者

(1)名称

大阪市高速電気軌道株式会社

(2)代表者

代表取締役 河井 英明

(3)住所

大阪市西区九条南1丁目12番62号

2 事業期間

土地等の使用許可等の日から令和9年3月31日(水曜日)まで

3 募集の経過

  • 募集要項の公表:令和5年9月8日(金曜日)
  • 事業に関する説明会:令和5年9月28日(木曜日)
  • 現地見学会:令和5年9月29日(金曜日)
  • 申込に必要な書類の提出期間:令和5年12月1日(金曜日)から令和5年12月7日(木曜日)まで及び令和6年1月5日(金曜日)から令和6年1月12日(金曜日)まで

4 選定の経過

(1)第1回有識者会議(令和5年8月23日(水曜日))

  • 有識者会議の進め方について
  • 募集要項について
  • プロポーザルの審査項目及び選定基準等について

(2)第2回有識者会議(令和6年1月26日(金曜日))

  • プロポーザル応募申請状況報告及び応募資格について
  • 企画提案プレゼンテーション
  • 企画提案審査

ア 企画提案提出者数

1者

イ 評価点(全委員合計)

230点(300点満点中)

審査基準

審査項目

審査内容

配点

事業実施体制の考え方及び体制(配点:25点)

提案内容の的確性

大阪市が求める提案内容を的確にとらえ、具体的な提案が行われているか

10

事業展開

将来的な事業展開、商用運航を見据えた事業方針となっているか

10

経営基盤

事業を適切に履行できる経営基盤を有しているか

5

設備内容及びその考え方(配点:40点)

設置設備の充実度

設置設備が会場外ポート機能として、どの程度充実しているか

10

利用者サービスの充実度

利用者の利便性や快適性が確保されている提案となっているか

10

安全確保の考え方

安全確保のために必要な提案がなされているか

10

環境対策

離着陸時の騒音など周辺地域や環境に配慮した計画となっているか

10

社会受容性の取組内容(配点:35点)

提案内容の適切性

「空飛ぶクルマ」の事業展開につながる社会受容性の向上に向けた提案となっているか

15

周辺地域の発展

周辺地域の発展・活性化への貢献が期待される提案となっているか

10

地元への貢献

地元への貢献が充実した提案となっているか

10

合計(委員1名あたり)

100

評価点(全委員合計)

審査項目

審査内容

評価点

事業実施体制の考え方及び体制(配点:75点)

提案内容の的確性

大阪市が求める提案内容を的確にとらえ、具体的な提案が行われているか

26

事業展開

将来的な事業展開、商用運航を見据えた事業方針となっているか

20

経営基盤

事業を適切に履行できる経営基盤を有しているか

14

設備内容及びその考え方(配点:120点)

設置設備の充実度

設置設備が会場外ポート機能として、どの程度充実しているか

22

利用者サービスの充実度

利用者の利便性や快適性が確保されている提案となっているか

23

安全確保の考え方

安全確保のために必要な提案がなされているか

24

環境対策

離着陸時の騒音など周辺地域や環境に配慮した計画となっているか

22

社会受容性の取組内容(配点:105点)

提案内容の適切性

「空飛ぶクルマ」の事業展開につながる社会受容性の向上に向けた提案となっているか

34

周辺地域の発展

周辺地域の発展・活性化への貢献が期待される提案となっているか

22

地元への貢献

地元への貢献が充実した提案となっているか

23

合計

230

ウ 主な意見

  • 他社の運航事業者も参加できることが望ましく、参画が見込まれる場合は必要な設備を配置するよう検討してほしい。
  • 他社の運航事業者の受け入れ検討及び地域貢献がやや物足りない部分があるが、市の要項を踏まえており、空飛ぶクルマの社会実装への貢献が期待できる。
  • 社会受容性の取組みを行う際は、受容を高めることは勿論であるが、批判的な意見への対策も行っていただきたい。
  • 運航開始前に、地域の方々の理解が得られるよう、安全対策や騒音対策について、十分な説明を行っていただきたい。
  • 未来のモビリティである空飛ぶクルマの主役は今の子ども達である。彼らが夢を持てるようなイベントを開催する等、社会受容性の向上の取組を提案されており、評価できる。

エ 有識者会議委員名・役職(敬称略、五十音順)

有識者会議委員
委員氏名 所属・役職
久保 大輔 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構 航空技術部門
航空利用拡大イノベーションハブ 主任研究開発員
中野 冠慶應義塾大学大学院 SDM研究所顧問
山本 健一経済産業省 製造産業局 航空機武器宇宙産業課
次世代空モビリティ政策室 次世代空モビリティ戦略企画調整官

5 問合せ先

(1)公募に関すること

経済戦略局 産業振興部 イノベーション課 事業創出担当
電話:06-6615-3726

(2)大阪港地区(中央突堤)の土地等に関すること

大阪港湾局 営業推進室 開発調整課
電話:06-6615-7776

(3)大阪・関西万博時における空飛ぶクルマの実現に向けた取組に関すること

  • 万博推進局 整備調整部 整備調整課
    電話:06-6690-7751
  • 経済戦略局 産業振興部 イノベーション課 事業創出担当
    電話:06-6615-3726
  • 計画調整局 計画部 交通政策課
    電話:06-6208-7842

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 経済戦略局産業振興部イノベーション課事業創出担当

住所:〒559-0034大阪市住之江区南港北2‐1‐10 ATCビル オズ棟南館4階

電話:06‐6615‐3726

ファックス:06-6615-7433

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