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「業務用調理機器向けIoTシステム(外付けセンサモジュール)の検証」を支援します

2024年3月22日

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 大阪市は、成長産業の振興等を図るため、民間事業者等による先端技術を活用した実証実験を支援しています。
 この度、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション別ウィンドウで開く」として、実施主体の株式会社エフ・エム・アイによる「業務用調理機器向けIoTシステム(外付けセンサモジュール)の検証」を、令和6年4月1日(月曜日)から1ヶ月程度、アジア太平洋トレードセンター(ATC)にて支援します。
 レストランやカフェの厨房には、フリーザーやオーブンなど、様々な調理機器が並んでいますが、調理機器のなかには、IT化されていないものも多くみられ、保全や保守、メンテナンスの観点からDX化が飲食業界の課題となっています。本検証は、このような調理機器を対象とした後付けのIoTシステムの機能検証を行います。
 今後、実施主体の株式会社エフ・エム・アイでは、実証実験を繰り返し、将来的には機器の安定した稼働、異常の通知による食品ロス・食中毒の危険回避などのサービスへつなげていくことをめざします。

1.概要

(1)実施名称

業務用調理機器向けIoTシステム(外付けセンサモジュール)の検証

(2)実施内容

 アジア太平洋トレードセンター(ATC)にある飲食店「cafe&dining goo-note(グーノート)」を実証フィールドとして、同店の厨房にある業務用オーブンに温度や電流、電圧などのセンサを設置し、稼働データの収集を行います。そして得られたデータを元に、機器の動作不良による稼働ダウンタイムの削減や動作不良時の的確な対応につなげられるかなどの検証を行います。

(3)実施主体

株式会社エフ・エム・アイ(代表取締役社長:浮穴 浩司)
所在地:大阪支店・大阪工場(大阪市鶴見区放出東3-11-31
 冷機器や熱機器などの調理・加工・サービス機器及び関連備品、食材の輸入販売・開発製造をはじめ、食に関する様々なソリューションを提供しています。
 詳しくは株式会社エフ・エム・アイ別ウィンドウで開くのホームページをご覧ください。

(4)実施期間

令和6年4月1日(月曜日)から1ヶ月程度

(5)実施場所

アジア太平洋トレードセンター(ATC)(大阪市住之江区南港北2-1-10

(6)検証項目

  • 実際の現場に近い環境下での安定したデータ通信・データ収集等の検証
  • 収集データの分析等

2.問合せ先

ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:下地、安永
電話:06-6615-1000

(参考)IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDORエクスペリメンテーション」

 大阪咲洲の複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」と大阪舞洲のスポーツ施設を実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムで、本市の中小企業支援施策の執行機関である公益財団法人大阪産業局が本市からの交付金による事業として実施するものです。「未来社会の実験場」をコンセプトとする万博に向けて、実証実験支援の取組を積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に取り組んでおり、今後も引き続き、全国から実証実験を募集します。
 詳しくは、「AIDORエクスペリメンテーション別ウィンドウで開く」のホームページをご覧ください。
 なお、本プログラムは、「5G等先端技術を活用したビジネス創出プロジェクト」の一部として、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」による寄附を活用し、実施しています。
 詳しくは、大阪市ホームページ「5G等先端技術を活用したビジネス創出プロジェクト」をご覧ください。

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