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「波のエネルギーによる発電システムの社会実装に向けた実証実験」を行います

2025年3月5日

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 大阪市は、「咲洲テック・ラボ・プログラム」(注)の一環として、Yellow Duck株式会社が実施する「波のエネルギーによる発電システムの社会実装に向けた実証実験」を支援します。
 令和7年2月18日(火曜日)に閣議決定された国の第7次エネルギー基本計画では、2040年度に再生可能エネルギーの電源構成比率4から5割をめざすなど、脱炭素に向けて同エネルギーの活用が喫緊の課題になっています。しかし、太陽光発電は日光のあたるところ、風力発電は風の吹くところに設置場所が限られるなどの制約があります。
 本実証実験を行うYellow Duck株式会社は、周囲を海に囲まれたわが国で活用できる新たな再生可能エネルギーとして、波のエネルギーによる発電システムの研究開発に取り組んでおり、「咲洲テック・ラボ・プログラム」で実用化に向けて、モデル機を使った技術実証を行います。
(注)大阪市では、咲洲エリアの企業・大学などと連携した実証実験フィールドを使って、ビジネス化や試作品のテストなどを軸とした支援を提供する「咲洲テック・ラボ・プログラム」を実施しています。

概要

実施名称

波のエネルギーによる発電システムの社会実装に向けた実証実験

実施内容

 岸壁上及び海面に向けて実証モデル機を設置し、海面の動きに合わせた上下運動による波のエネルギ等のデータを計測し、干満差への追従性などを検証します。
 実証実験を通じて得られたデータや課題を踏まえて改良・改善に取り組み、2027年度の実用化をめざします。

実施主体

Yellow Duck株式会社

  • 代表取締役 中山 繁生
  • 所在地 兵庫県神戸市北区上津台6-3-28
  • 事業内容 再生可能エネルギーを利用した発電システムの研究開発
 詳しくは、Yellow Duck株式会社別ウィンドウで開くのホームページをご覧ください。

実施日時

令和7年3月16日(日曜日) 10時から16時まで(予定)
(注)

  • 天候等の状況により、中止になる可能性があります。
  • 本実証実験は、同日開催される「未来社会の実証実験展」にあわせて実施します。
  • 現地見学を希望される方は、下記実施場所まで直接お越しください。(事前申込不要)

実施場所

南港オズ岸壁(ATC)前面海域(OsakaMetroニュートラム南港ポートタウン線「トレードセンター前」駅から徒歩約5分)

検証項目

  • 干満差への追従性
    干潮時や満潮時も問題なく発電し続けることができるかの検証
  • 設置性
    実際の海面での設置の難易度についての検証

問合せ先

ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当:田中、下地
電話:06-6615-1000

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