海外渡航を予定している皆さまへ
2024年8月26日
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海外で感染症にかからないようにするために、事前にその国の最新の流行状況、かかりやすい病気、その予防方法を調べておきましょう。
渡航を計画する前に確認しておきたいこと
国・地域別の感染症情報 ・ 予防接種
FORTH(厚生労働省検疫所のホームページ):国・地域別情報には、国・地域別に、感染症の流行状況、予防方法、体調が悪くなった場合などの情報が掲載されています。渡航先で流行している感染症について確認しましょう。
海外に行くときには、渡航先の状況に応じて予防接種を受けておくことが大切です。
これまでに自分が受けた予防接種について母子健康手帳などで確認し、海外渡航に際し推奨されている予防接種でまだ受けていないものがあれば医師に相談するなど、適切な感染予防を心がけましょう。
ただし、渡航直前では効果が出ないワクチンや、2~3回接種が必要なワクチンもありますので、計画的に受けておきましょう。
接種日時・回数・料金などは、予防接種を受ける施設にお問い合わせください。
海外でかかりやすい病気
渡航中に注意すべきこと
- 渡航地や渡航先での行動によって異なりますが、感染の可能性が最も高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。生水・氷・生の食べ物が入ったものの飲食は避けましょう。
- 蚊・ダニに刺されないように、服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
- 動物は、狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあります。また、ヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持っていることがあります。むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
- 咳や発熱、発疹など、なんらかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう。人から人に広がる感染力の強い麻しん(はしか)、風しん及びポリオが流行・発生している地域があることにも注意してください。
- 薬物や性感染症にも注意しましょう。
帰国後に注意すること
帰国時
- 渡航中や帰国時に、発熱、悪寒、発しん、下痢、あるいは嘔吐やケガなどの症状があるときは、まず空港や港に設置されている検疫所にお知らせください。 検疫所とは、国内にない感染症の侵入を防止するため、船舶または航空機に関して必要な措置を行う機関です。
- 動物に咬まれた、蚊に刺されたなど渡航先での出来事で健康上心配なことがありましたら、検疫所にご相談ください。
帰宅後
- 帰国後、嘔吐、下痢、発熱などの症状があるときは、医療機関を受診しましょう。
- 医療機関を受診する際に、医師に渡航先や渡航期間を必ず伝えてください。
帰国して、ある一定期間を過ぎてから発病するケースも多いので、帰国後2ヵ月程度は海外へ出たことを伝えましょう。 - 赤痢・コレラ・麻しんなどにかかると、病気のまん延防止のために、自宅や職場等の消毒や家族や同僚への調査等をさせていただくことがあります。
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大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ
住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)
電話:06-6647-0656
ファックス:06-6647-1029