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淀川に生息するシジミから規制値を超える麻痺性貝毒が検出された件について

2025年5月1日

ページ番号:214703

 大阪府が実施した検査により、淀川下流部で令和7年4月30日に採取した天然シジミから、国で定める規制値を超える麻痺性貝毒を検出したとの連絡が本市に入りました。規制値を超える麻痺性貝毒を蓄積した貝を食べると、中毒症状を生じるおそれがありますので、安全性が確認されるまでの間、淀川に生息しているシジミを採取して、食べるようなことは絶対にしないでください。

淀川に生息するシジミの貝毒検査結果
 採取日麻痺性貝毒 
令和7年4月30日  11MU/g

【貝毒の規制値】
 貝毒の規制値は、農林水産省及び厚生労働省の通知で定められています。
 麻痺性貝毒の規制値:貝の可食部重量1g(グラム)あたり、4MU(マウスユニット)
 (体重20gのマウスを15分で死にいたらしめる毒量を、1MUとしています。)

 人の致死量は体重60kgの人で約3,000から20,000MUと言われておりますが、それより少量の摂取でも症状がおこる可能性がありますので、注意が必要です。

貝毒とは

 シジミ、アサリ、ムラサキイガイ、カキ等の二枚貝は、3月頃から9月頃にかけてエサのプランクトンが原因で毒をもつことがあります。これらの毒を蓄積した貝を食べると、手足のしびれといった麻痺等の症状が発生するおそれがあります。
 貝毒は熱に強く、加熱調理では分解されませんので、貝毒が発生している海域や河川流域で採取されたシジミ、アサリ、ムラサキイガイ、カキ等の二枚貝は、絶対に食べないようにしてください。

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