エゾボラモドキ(通称:バイ貝)によるテトラミン食中毒にご注意ください!
2020年12月24日
ページ番号:280334
-バイ貝を食べる前には必ず唾液腺(だえきせん)を取り除きましょう!-
原因となる巻貝:
エゾボラ、エゾボラモドキ、フジイロエゾボラ、ヒメエゾボラ、ヒメエゾボラモドキ等のエゾバイ科(肉食性巻貝)

【左の写真】
平成16年11月に滋賀県において食中毒の原因となったバイ貝
大きさ:約15cm×9cm、
約250g
毒素:
テトラミン(季節による毒量に変化はなく、熱には安定ですので、加熱調理してもなくなりません。また、個体差があり1個食べただけでも食中毒となることがあります。)
局在部位:
唾液腺(だえきせん)(普通腹巻きと呼ばれる外套膜をめくった下にある1対のアズキ粒大の淡黄色のもの)

【左の写真】
殻から身を取り出し、貝のフタの部分を下にして中心を切り開いたところ
赤点線で囲んだ部分が「唾液腺」です。この部分を取り除いてください。
症状:
食後30分くらいで後頭部に激しい頭痛を生じ、めまい、酩酊(めいてい)感(船酔感)、足のふらつき、視力減退、口唇のシビレ、吐き気等を呈しますが、2~3時間で回復します。
唾液腺の除去方法

このホームページの写真並びに図につきましては、滋賀県のご厚意により掲載させていただいております。
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