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ジカウイルス感染症(ジカ熱)について

2019年12月3日

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 2015年頃から、中南米を中心に、蚊媒介感染症の一つであるジカウイルス感染症の流行が報告されています。海外へお出かけの際は、渡航先の流行状況を確認し、流行地へお出かけの際は、できるだけ肌の露出を少なくし、虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないように注意しましょう。また、流行地で蚊に刺されてから数日後に、軽度の発熱、発疹、関節痛、結膜炎などの症状がみられた場合は、医療機関を受診してください。

妊婦もしくは妊娠の可能性のある方へ

 妊婦及び妊娠の可能性のある方は、可能な限りジカウイルス感染症流行地への渡航を控えてください。

 ジカウイルス感染症については、妊婦が感染すると胎児に先天的に頭の小さい「小頭症」が発生するリスクが報告されており、WHOは、妊婦はジカウイルス感染症が流行している地域へ渡航すべきでないと勧告しています。(2016年3月8日)

 ※ジカウイルス感染症に関する妊婦さんのからの相談窓口についてはこちら別ウィンドウで開く(厚生労働省ホームページ)をご覧ください。

流行地域へ渡航される方へ

 渡航前には、渡航先における感染症の流行状況を確認いただき、ジカウイルス感染症を含む蚊媒介感染症の流行地域では、防蚊対策として、長そで・長ズボンの着用などでなるべく皮膚の露出を避け、忌避剤(虫よけ剤)なども活用しましょう。

 また、ジカウイルス感染症は、性行為による感染事例が報告されています。流行地域に滞在中は、性行為の際にコンドームを使用するか、性行為を控えることが推奨されます。

流行地域から帰国された方へ

 流行地域からの帰国者は、症状の有無にかかわらず、虫よけ剤の使用など蚊に刺されないための対策を少なくとも2週間程度は特に注意を払って行うことが推奨されます。
 また、性行為によるジカウイルス感染事例が報告されています。国立感染症研究所が発表しているリスクアセスメント別ウィンドウで開くにおいて、流行地から入国(帰国を含む)した男女は、ジカウイルス病の症状の有無に関わらず、少なくとも入国後6か月(パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中)は性行為の際にコンドームを使用するか、性行為を控えることが望ましいとされています。

医療機関の方へ

ジカウイルス感染症は四類感染症です。届出基準及び届出様式についてはこちらをご覧ください。

蚊媒介感染症の診療ガイドライン(第5版)別ウィンドウで開く 国立感染症研究所作成(2019年2月7日)

ジカ熱に関する情報提供及び協力依頼について別ウィンドウで開く 厚生労働省作成(2016年1月21日)

ジカウイルス感染症を疑う症例の要件について別ウィンドウで開く 厚生労働省作成(2016年2月24日)

 

 医療機関において、渡航歴や臨床症状等からジカウイルス感染症(ジカ熱)の可能性が考えられる患者を診察した場合には、大阪市保健所感染症対策課(6647-0656)まで情報提供をお願いします。

 

どんな病気?

 ネッタイシマカやヒトスジシマカによって媒介される、ジカウイルスの感染症です。ジカウイルスは、デング熱と同じフラビウイルス科に属します。ジカウイルス感染症は、アフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生があり、近年は中南米で流行しています。国内においては、海外の流行地域で感染し帰国後に発症する例が報告されています。

 また、ジカウイルス感染症は、後天的にジカウイルスに感染することで発症する「ジカウイルス病」と、母体から胎児への垂直感染によっておこる「先天性ジカウイルス感染症」とに分類されます。

症状は?

 ジカウイルス病は、2~12日(多くは2~7日)の潜伏期間の後、主として軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、結膜炎、疲労感、倦怠感などを呈します。これらの症状は軽く、 2 ~ 7 日続いて治まります。血小板減少などが認められることもありますが、他の蚊媒介感染症であるデング熱やチクングニア熱より軽症と言われています。

 先天性ジカウイルス感染症では、小頭症などの先天性障害を引き起こす可能性が指摘されており、調査が進められています。

 また、ジカウイルス感染によるギラン・バレー症候群(※)の発症についても疑われており、関連が調査されています。

 ※ギラン・バレー症候群とは・・・
 細菌やウイルスの感染後1から3週間程度で、手足に力が入らない等の筋力低下やしびれ感から発症し、進行すると全身に麻痺が拡がります。発症前に明らかな感染が確認できない場合や、ごくまれですが、一部の医薬品の副作用でも発症することがあります。症状が軽い場合は自然に治癒することもありますが、多くの場合は入院による適切な治療が必要となります。

感染経路は?

 蚊がジカウイルスに感染した人を吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他の人を吸血することでウイルスが感染します。なお、ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありませんが、まれなケースとして、献血や性行為による感染が指摘されています。感染しても発症しないことも多くみられます。
 また、妊娠中の女性が感染すると、胎児に感染する可能性があります。

治療方法は?

 ジカウイルスに対する抗ウイルス薬はなく、対症療法となります。

予防方法は?

 流行地において、蚊に刺されないようにします。具体的には、長袖、長ズボンの着用や虫除け剤の使用などです。

 また、性行為による感染事例が事例が報告されていますので、流行地から帰国した方は、症状の有無に関わらず最低6か月、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることが推奨されます。

 なお、ジカウイルス感染症に有効なワクチンはありません。

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このページの作成者・問合せ先

大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ

住所:〒545-0051 大阪市阿倍野区旭町1丁目2番7-1000号(あべのメディックス11階)

電話:06-6647-0656

ファックス:06-6647-1029

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